• 「サービスとしてのサイバー・レジリエンシー」は、デジタル財産・機器全体でサイバー保護、検知、対応、復旧に高度な可視性を組み入れることで事業継続性の確保に貢献するため、レノボの専門知識とマイクロソフトのセキュリティー・ソリューションを活用


  • レノボがサブスクリプション方式で提供する本サービスは、規制順守をサポートすると共に、CIS(Center for Internet Security)のクリティカル・コントロールにも準拠

ノースカロライナ州ローリー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --レノボとマイクロソフトは、サブスクリプション方式の「サービスとしてのサイバー・レジリエンシー(Cyber Resiliency as a Service、CRaaS)」を通して組織運営におけるセキュリティー強化の支援に共同で取り組んでいます。対象となるのは両社の機器、ユーザー、アプリ、データ、ネットワーク、クラウドサービス全体です。このサービス提供により、レノボは「Microsoftアジュール」「Microsoftディフェンダー」「Microsoftセンチネル」などのマイクロソフト技術を直接的な基盤として次世代のセキュリティー・ソリューションとサービスを構築し、セキュリティー導入の簡素化と、システムを妨害する可能性のあるサイバー・イベントの予防、検知、復旧をサポートするセキュリティー体制の強化を図ることができるようになります。






CRaaSは、増大の一途をたどりあらゆる規模の企業を悩ませるセキュリティー上の課題に対処します。レノボがCIO(最高情報責任者)を対象に実施した年次グローバル調査では、対処困難なビジネス課題として、データプライバシー/セキュリティー(68%)とサイバーセキュリティー/ランサムウェア(68%)が首位の座を分け合いました。1セキュリティー・ツールが数多く存在する中、多種多様なソリューションを統一的セキュリティー・アーキテクチャにまとめることは企業の課題となっています。CRaaSはマイクロソフトのセキュリティー・スタックの全機能を備え、レノボが完全管理する包括的なソリューションとして、企業のセキュリティー・エコシステムを簡素化します。セキュリティー機能にはas-a-Service型の従量課金制を採用しているため、労力と時間がかかるタスクを軽減して顧客を解放し、間接費を削減します。


レノボ・ソリューションズ・アンド・サービシーズ・グループで最高セキュリティー責任者を務めるマーク・ホイールハウスは、次のようにコメントしています。「レノボのお客様は、組織全体をカバーする広範な保護と可視性、ゼロトラストのセキュリティー・スタンス、セキュリティーとコンプライアンスの自動化と同時に、自社ベンダーとの関係合理化とITコストの効果的な管理も望んでいます。サービスとしてのサイバー・レジリエンシーは、当社の包括的ソリューションとして組織をサポートして頻発する高度なサイバー攻撃に効果的に対処し、規制順守や予算の制約といった他のサイバーセキュリティー上の課題にも挑戦します。」


CRaaSは、レノボがマイクロソフトの「セキュリティー・コパイロット」の「パートナー向けプライベート・プレビュー」に参加したことで、さらに充実する予定です。コパイロットは初のAI搭載セキュリティー製品で、セキュリティー担当者は脅威への迅速な対応、マシン速度でのシグナル処理、リスクにさらされる範囲の数分以内での評価が可能になります。高度な大規模言語モデル(LLM)を、マイクロソフト独自のグローバル脅威インテリジェンスと1日65兆件を超えるシグナルから情報を取得するセキュリティー特化モデルと組み合わせています。詳細は、マイクロソフトの発表をご覧ください。


マイクロソフトでセキュリティー事業開発のコーポレート・バイス・プレジデントを務めるアン・ジョンソン氏は、次のように説明しています。「セキュリティーは現在最も緊急性の高い課題の1つであり、ビジネスの変革と成長を促す主な要因となっています。当社はレノボと協力して、AIを活用したエンドツーエンドのセキュリティー・ソリューションとサービスにより、組織が回復力、安全性、生産性を向上させる後押しをしていきます。」


レノボはお客様とお客様の機密データ保護分野に力を入れています。CRaaSは同分野における最新ソリューションであり、製品開発のライフサイクル全体で機器を保護するセキュリティー・バイ・デザイン型の開発と、レノボのハードウエア、ソフトウエア、サービスのポートフォリオ全体に高度なセキュリティー機能を提供する「レノボ・シンクシールド」を補完します。


CRaaSはCISがサイバー防衛策として掲げる上位18項目のクリティカル・コントロールに準拠し、以下のサービスを提供します。



  • 継続的なリスク評価


  • 自動化されたセキュリティー更新とパッチ


  • 動的な脅威インテリジェンス


  • 能動的なインシデント対応と管理


  • 定期的なコンプライアンス監査


  • データのバックアップと復旧サービス


レノボは、2024年4月までに世界でCRaaSセキュリティー・サービス一式を提供開始する予定です。詳細情報:https://techtoday.lenovo.com/us/en/services/cyber-resiliency


レノボについて


レノボは年間売上高620億米ドルの世界を代表するテクノロジー企業で、Fortune Global 500社リストで217位にランクインしています。世界中で7万7000人の従業員を抱え、180の市場で毎日何百万人もの顧客にサービスを提供しています。レノボは、すべての人々によりスマートなテクノロジーを提供するという大胆な主要ビジョンを掲げ、世界最大のPCメーカーとしての成功に加えて、サーバー、ストレージ、モバイル、ソフトウエア、ソリューション、サービスなど、成長分野にも積極的に進出しています。これらの成長分野は、「New IT」と呼ばれる技術領域であり、クライアント、エッジ、クラウド、ネットワーク、インテリジェンスなどを含んでいます。レノボは、こうした変革に世界を変えるようなイノベーションを組み合わせて、世界の全人類のために、より包摂的で信頼できる、スマートな将来を築き上げています。レノボ・グループ(HKSE:992)(ADR:LNVGY)として、香港証券取引所に上場しています。992)(ADR:LNVGY)。詳細は、https://www.lenovo.comをご覧ください。また、当社のストーリーハブでも最新ニュースをお読みいただけます。


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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 レノボがマイクロソフトと共同開発中の新総合AI搭載ソリューションで、セキュリティーの簡素化とベンダー統一が可能に