コグニティブ・スペースはAWSクラウドのソリューションを利用し、衛星ミッション・オペレーション、収集計画、キャパシティー予想のために自社のAI活用サービスの開発と運営を行います。

ヒューストン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- コグニティブ・スペースは本日、アマゾン ウェブ サービス(AWS)スペース・アクセラレーターへの参加企業に選ばれたと発表しました。これは、AWSを利用して宇宙産業の最大の課題の解決に貢献することを目指すスタートアップ企業のためのビジネス支援プログラムです。この機会は、人工知能と機械学習のパワーをミッション・オペレーションと収集計画にもたらすことで衛星オペレーションに革命をもたらすコグニティブ・スペースの活動を支えます。コグニティブ・スペースは、ニュースペースの組織に衛星コンステレーションの発展・拡大に合わせて収益とパフォーマンス効率を最適化する高度なツールを提供します。




2021年に新たに実施される4週間のAWSスペース・アクセラレーターのカリキュラムでは、実践的なAWSクラウドと技術面のトレーニング、メンターシップ、コーチング、ビジネス・サポートが提供されます。これは、宇宙産業に特化した世界有数の投資グループの1つであるセラフィムとの協力によって提供され、事業開発や投資のガイダンスも同社から提供されます。


コグニティブ・スペースは、ライセンス・サービス、基盤となるプラットフォームのアーキテクチャー、開発・試験環境、AI/MLのトレーニングおよび処理ワークロードを含め、宇宙に焦点を合わせた自社のソフトウェア製品でAWSクラウドのインフラを利用することになります。コグニティブ・スペースは、AWSのサービスの拡張性、コスト効率、セキュリティー、信頼性、世界的展開を利用していきます。


「AWSスペース・アクセラレーターに受け入れられた少数のスタートアップの1社となったことは大きな栄誉であり、当社はAWSからいただいた信頼に感謝しています。このアクセラレーターが当社のようなスタートアップに提供するメンターシップの機会をとてもうれしく思います。当社は、会社を大きくしていくに当たり、AWSとセラフィムと密接に協力していくことを楽しみにしています」と、コグニティブ・スペース最高経営責任者(CEO)のスコット・ハーマンは述べています。そして、コグニティブ・スペースのCTOのGuy de Carufelは、「当社は、顧客とパートナーに提供する衛星オペレーション・サービスのための信頼性と拡張性の高いインフラストラクチャーを提供するためにアマゾン ウェブ サービスを利用します。当社は、このアクセラレーターにおいてAWSの専門家からぜひ多くのことを学びたいと思っています」と述べています。


約200社のスタートアップの中からこの機会に選ばれた10社の1社として、コグニティブ・スペースは最大10万ドルのAWSアクティベートのクレジット、AWSクラウドのトレーニングとサポート、メンターシップ、そして宇宙に詳しいベンチャー投資家との面会の機会を含む事業開発リソースの提供を受けます。


「AWSは、宇宙の理解、宇宙での活動、宇宙から得る利益に変革をもたらす魅力あるビジョンを前進させるために最終候補者と協業していくことを楽しみにしています。世界各地の宇宙産業の数百の素晴らしいスタートアップ企業の中から選ばれた最終候補企業をお祝いいたします。クラウドはとても多くの形で宇宙企業の成功を引き起こすために特に適しています。当社は、このような企業が最大の目標を達成する支援ができることをうれしく思います」と、AWSの航空宇宙・衛星事業担当取締役のClint Crosierは述べています。


提案の審査は、プロジェクトの革新的で独自の特徴、ソリューションが宇宙産業にもたらす全体的価値、問題解決のためのAWSの独創的な応用、具体的なミッションを実行するチームの能力を含むいくつもの要素に基づいて行われました。


AWSスペース・アクセラレーターの詳細情報については、https://seraphim.vc/aws/accelerator/をご覧ください。


コグニティブ・スペースについて


コグニティブ・スペースは、宇宙産業のために高度な自動化システムの開発を行い、特に、ミッション管理、収集計画、通信リンク管理、将来の機能のモデル化・シミュレーションを含む衛星コンステレーションのソフトウェア管理に重点を置いています。


当社の初期の重点領域は、爆発的に増加している新たな遠隔センシング・コンステレーションの調整された収集管理であり、これには、これまでにない施設モニタリング、活動モニタリング、生活パターン分析が可能な小型衛星センサーのマルチフェノメノロジーの大規模フリート・コンステレーションが含まれ、国家安全保障や世界的監視が必要なミッションを持つ商業組織に提供されます。


コグニティブ・スペースは、低軌道(LEO)衛星のためのほぼリアルタイムのダイナミック・ミッション計画のためのAI駆動ソリューションを開発しています。リサーチアナリストの予想では、配備・運用中の衛星は2021年の3000個から2030年までに15倍から20倍に増加し、約5万個の衛星が軌道上で活動することになります。衛星コンステレーションは、通信、農業、環境保護、気象、ナビゲーション、国防といったユースケースや、その他多様な商業、軍事、政府のユースケースにおいて、政府利用者や商業利用者に活用されることが増えています。


コグニティブ・スペースの衛星コンステレーション管理プラットフォームは、運用者が指揮統制のリードタイムを短縮すること、人的ミスを減らすこと、衛星資産統合を効率化することを可能にします。商業運用者にとって、このことは、サービス能力の最大化、収益と利益率の拡大、パフォーマンス効率の最適化を可能にするものです。コグニティブ・スペースのプラットフォームは多目的であり、連邦政府、米国国防総省、民間企業のニーズに役立っています。


コグニティブ・スペースの詳細情報については、http://www.cognitivespace.comをご覧ください。


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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「  コグニティブ・スペース、スタートアップ向けAWSスペース・アクセラレーターの初参加企業に選ばれる