中心的インテグレーターとして、CBRN脅威からの部隊防護用に設計された有人・無人プラットフォームに対するマルチセンサー検知システムに関する作業を今後も継続

米バージニア州アーリントン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- フリアーシステムズ(NASDAQ: FLIR)は、米国陸軍の核・生物・化学偵察車両センサー・スイート・アップグレード(NBCRV SSU)プログラムを支える2600万ドルの修正契約を獲得したと発表しました。このその他取引権限(OTA)契約は、2019年4月に発表された4800万ドルの契約の追加として、化学・生物・放射線・核防御統合計画事務局(JPEO-CBRND)を通じて獲得しました。




フリアーは改善型自律CBRNセンサーを備えた米陸軍NBCRVシステムの近代化に関する中心的インテグレーターです。今年初め、当社はテキサス州フォート・ブリスにおける集中評価に向け、NBCRV SSUシステムの最初のプロトタイプを納入しました。兵士たちは現実的な戦場シナリオでフリアーのプロトタイプを使用してCBRNハザードを検知し、迅速に回避しました。今回の新しい契約により、フリアーは政府による2021年の試験に向けて今後もセンサー・スイートの開発を継続でき、成熟したプロトタイプを納入できるようになります。


サードパーティー・ソリューションがほかにもある中で、NBCRVセンサー・スイートの特徴は、特別バージョンのフリアーIBACバイオ検知センサーを組み込んだフリアーR80D SkyRaider™ドローンの機能を備えていることです。また、この次段階では、NBCRVを地上ロボット車両と組み合わせ、有人・無人のチームでのシステムの使用範囲を拡大します。フリアーが開発した命令・制御システムは、あらゆるデバイスとプラットフォームをセンサーフュージョン・自動化機能と一体化することでユーザーの認知負担を軽減し、意思決定を改善します。


フリアーの無人システムおよび統合ソリューション事業担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーのロジャー・ウェルズは、次のように語っています。「広範な種類の脅威にわたり有人・無人のセンシング・ソリューションを構築・統合できる当社の能力こそ、フリアーが差別化されている点です。UAVおよびUGVプラットフォームをNBCRVに統合することは、完全なセンシング能力の開発に向けた当社の取り組みに沿うものであり、我が国軍隊の兵力増強手段であるとともに作戦の成功率を高めます。」


さらにウェルズは、「空中からの検知システムか地上からの検知システムかにかかわらず、フリアーは防衛業界で独自の地位を築いており、インテリジェント・センサー技術と自律システム技術の両方での深い経験により、戦闘員の安全を守っています」と述べています。


フリアーはJPEO-CBRNDによる他の取り組みも支援しています。当社は昨年、VXやサリンなどの神経ガスやマスタードガスなどのびらん剤の検出用に配合されたフリアーAgentase™ C2化学戦検出スプレーの配備に向けて2件5500万ドル超の契約を獲得しました。


NBCRVプログラムに関する作業は開始されており、2022年末まで、米インディアナ州ウエストラファイエット、オクラホマ州スティルウォーター、メリーランド州エルクリッジの当社施設で続けられる予定です。フリアーシステムズの政府・防衛関係向け統合ソリューションの詳細については、www.flir.com/integrated-solutionsをご覧ください。フリアーの化学・生物・放射線・核・爆発物検出技術の詳細については、www.flir.com/threat-detectionをご覧ください。


フリアーシステムズについて


1978年に設立されたフリアーシステムズは、防衛・産業用途のためのインテリジェントなセンサーソリューションへの注力で世界をリードする産業技術企業です。フリアーシステムズのビジョンは「世界の第六感」となることであり、プロフェッショナルが人命や生活を守るために詳細な情報に基づいた意思決定を行う助けとなる技術を作り上げています。詳細情報については、www.flir.comをご覧になり、@flirをフォローしてください。


将来見通しに関する記述


本リリース中のロジャー・ウェルズの発言、および上記契約や発注に関する本リリース中の他の記述は、1995年米国民事訴訟改革法の意味における将来見通しに関する記述です。それらの記述は、フリアーの事業に関する現在の期待・見積もり・予測に基づくものであり、これらの期待・見積もり・予測は経営陣による仮定に部分的に基づいています。これらの記述は将来の業績を保証するものではなく、予測困難なリスクや不確定要素を含んでいます。従って、実際の成果や結果は無数の要因により、そうした将来見通しに関する記述で表現または予測されたものと大きく異なる場合があります。要因の例には、本リリースで言及されたシステムを製造および納入するフリアーの能力、フリアーの製品価格の変更、フリアーの製品に対する需要の変化、プロダクトミックス、競合製品および価格の影響、重要コンポーネントの供給の制約、製造能力の過不足、製品をタイムリーに出荷するフリアーの能力、米国輸出規制に関する法令および規制に関するフリアーの準拠継続、その他フリアーが証券取引委員会に適宜提出する書類および報告書に記述されたリスクなどがあります。また、そうした記述は業界および市場全般の状況および成長率、および国内外の全般的経済環境に影響される可能性があります。そうした将来見通しに関する記述は、それらの記述がなされた日付時点での言及であり、フリアーはいかなる将来見通しに関する記述についても、本リリースの日付後の出来事または状況を反映する目的、または配信サービスまたはインターネットサービスプロバイダーにより本文書になされた変更に対応する目的で更新する義務をなんら負いません。


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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 フリアーが米国陸軍の核・生物・化学偵察車両プログラムで2600万ドルの追加契約を受領