カミンズの4人の現職リーダーが新たな役職に就任

米インディアナ州コロンバス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- カミンズ(NYSE:CMI)は本日、リッチ・フリーランド社長兼最高執行責任者(COO)がカミンズでの40年にわたる勤務を終えて退職することを発表しました。





カミンズの後継者育成計画の一環として、以下のリーダーの任命も行われ、すべて10月15日付けとなります。




  • 販売担当プレジデントのトニー・サッタースウェイトが、フリーランドの後任として社長兼COOに就任します。


  • コンポーネント担当プレジデントのトレーシー・エンブリーが、サッタースウェイトの後任として販売事業担当プレジデントに就任します。


  • 最高技術責任者のジェニファー・ラムゼイが、エンブリーの後任としてコンポーネント事業担当プレジデントに就任します。


  • ジム・フィアーが、ラムゼイの後任として最高技術責任者に就任します。



カミンズのトム・ラインバーガー会長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「私個人として、フリーランドには、カミンズへの多大なる貢献に関して、またフリーランドと出会って共に仕事をしてきたこの25年間の友情とサポートに関して感謝したいと思います。フリーランドはカミンズの歴史の中で最も優れたリーダーの1人であり、お客さまとつながり、従業員を育成する能力を有し、当社事業のほぼすべての要素を詳細に理解しています。同じくすばらしいと思うことは、フリーランドがこのような功績を実直かつ謙虚に達成したことです。フリーランドは当社の基本理念に確固として取り組み、当社の事業、社員、地域社会に対して常に正しい決断を行ってきました。フリーランドがもたらしたプラスの影響は計り知れません。カミンズ社内および社外の数多くの人から惜しまれることになるでしょう。」



「また、サッタースウェイト、エンブリー、ラムゼイ、フィアーが新しい役職に就任したことを祝福したいと思います。全員が非常に才能のあるリーダーであり、社員を指導し、成果を上げ、カミンズをより強力な会社にし、より良い職場にする能力を有しています。当社が成長計画に重点を置き、お客さまおよびすべてのステークホルダーに価値を提供し続けて会社を前進させていく中で、共に仕事ができることを楽しみにしています。」



リッチ・フリーランド:



フリーランドは1979年、パデュー大学卒業の翌日にインディアナ州コロンバスの部品流通センターの第二シフト主任としてカミンズに入社しました。フリーランドは、40年にわたりカミンズでの仕事にキャリアのすべてを費やしました。その経歴を通して、フリーランドはカミンズの5つの事業部門のうち3つの部門を主導して成功に導き、2014年より最高執行責任者としてカミンズのグローバル事業のすべてを担当しました。フリーランドはまた、2019年10月15日付けで当社の取締役会を退きます。



トニー・サッタースウェイト



トニー・サッタースウェイトは現在、世界全体で約1万6000人の従業員を擁する販売事業担当プレジデントであり、今回フリーランドの後任として、カミンズの社長兼最高執行責任者(COO)に就任します。サッタースウェイトは1988年にカミンズに入社し、当社の事業および業務全体で指導的役職に就いてきました。



サッタースウェイトは、現在の役職に就く前、2008年から2015年までカミンズの発電機部門を統括しました。そのリーダーシップの下、発電機事業部は、米国環境保護庁の最新のティア4基準を満たす電力業界唯一のフルレンジの大型定置型発電機セットを設計しました。この事業部は、新しい大型軍事契約を獲得し、製品の範囲を拡大し、新しい技術に投資しました。



サッタースウェイトは、2つのグローバル事業部門を主導して成功を収めたほか、そのキャリアを通して、事業成果を促進し、顧客満足度を高める問題を解決すべく断固として取り組んできました。サッタースウェイトは、あらゆるレベルでカミンズの事業の詳細を理解していることで高く評価されています。長くアジア、欧州、米国に居住し、長いキャリアを通してカミンズのほぼすべての拠点を訪れています。



トレーシー・エンブリー



トレーシー・エンブリーは、サッタースウェイトの後任として販売事業担当プレジデントに就任します。エンブリーは5年にわたってコンポーネント事業部を主導し、この事業で過去最高の売上と利益を達成しました。そのリーダーシップの下でコンポーネント製品ラインは拡大し、トランスミッションが含まれるようになりました。また、カミンズは世界で市場シェアを拡大しています。エンブリーは、いくつかの顧客対応の重要な役職を含み、事業のさまざまな分野で多くの指導的役割を果たしてきました。



ジェニファー・ラムゼイ



ジェニファー・ラムゼイは、エンブリーの後任としてコンポーネント事業担当プレジデントに就任します。ラムゼイは2000年にカミンズに入社し、それ以来、技術的なリーダー的役職に就き、現在は最高技術責任者を務めています。ラムゼイは、エンジニアリング・リーダーシップ、新製品プログラム・リーダーシップ、制御装置、後処理技術、高度エンジニアリング、品質の分野で役職を務めました。ラムゼイは、この19年間に当社が開発した最も重要な製品と技術の一部に関わってきました。



ジム・フィアー



ジム・フィアーは、ラムゼイの後任として最高技術責任者に就任します。フィアーは30年以上にわたってカミンズに勤務し、非常に優れたエンジニアリング・リーダーです。エンジン開発において、フィアーは業界で最も技術的に熟練した経験豊富なエンジニアの1人として評価されています。



フィアーは、強力なチームを構築し、お客さまおよび業界のさまざまなパートナーの信頼と信用を培う能力を立証してきました。



カミンズについて



世界的技術リーダー企業のカミンズは、相互補完的な事業部門から構成され、幅広い電力ソリューション・ポートフォリオを設計、製造、販売、整備しています。当社の製品は、ディーゼルおよび天然ガス・エンジンからハイブリッドおよび電気プラットフォーム、さらにトランスミッション、バッテリーシステム、燃料システム、制御装置、空気処理、ろ過、排気ソリューション、発電システムなどの関連技術にまで及びます。1919年に設立され、インディアナ州コロンバス(米国)に本社を置くカミンズは、約6万2600人の従業員を擁し、健全なコミュニティーに不可欠な3つのグローバルな企業責任の優先事項(教育、環境、機会の平等)を通して、より豊かな世界の実現に取り組んでいます。カミンズは、約600箇所の会社所有および独立系の販売拠点と、7600箇所を超えるディーラー拠点のネットワークを通して、約190カ国・地域のお客さまにサービスを提供しています。2018年、当社の売上高は238億ドルで、利益は約21億ドルでした。



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