シンガポールでの第7回年次イベントで、地域のデジタル経済に影響を及ぼしているサイバーセキュリティーの緊急課題に対処


シンガポール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 情報セキュリティーに関する世界有数のカンファレンスおよび展示会であるRSAカンファレンスは本日、RSAカンファレンス2019アジア太平洋・日本(APJ)の基調講演者のラインアップを発表しました。カンファレンスの基調講演は、マリーナベイ・サンズ・エキスポ&コンベンションセンターにおいて、7月16日火曜日にシンガポール内務省および保健省上級政務次官であるアムリン・アミン氏の講演で幕を開けます。




APJ地域には、GDP成長率に対するICTの割合が最も大きい上位10カ国のうち7カ国が存在します1。経済成長と人々のライフスタイルがデジタル製品とサービスへの依存度を高めていることを受けて、今年の基調講演は、経営幹部レベルから第一線までの全員が地域の安全を高めながら同時に進歩を追求し続ける方法に焦点を当てます。



基調講演の注目のラインアップの中には、国際的に有名なサイバーセキュリティーの神童で起業家である17歳の学生カイラ・グル氏がいます。同氏は、公教育システムのプライバシーとサイバーセキュリティーの側面を変えることについて、自身の見解を発表し、あらゆるサイバーセキュリティー・イニシアチブのあるべき使命とは何かについて、考えを語ります。また、SANSインスティテュートのグローバル・コンピューター・フォレンジックとエシカル・ハッキングの専門家チームが、新規の危険なサイバー攻撃手法と、「サイバー・インセキュリティー」の現状を改善するための抜本改革を実行する方法について、独自の視点を披露します。



ヒュー・トンプソン・ショー:ディープフェイクとヒューマン・ゼロ・デーが、このカンファレンス基調講演の舞台で話題の中心になります。RSAカンファレンスのプログラム委員長であるヒュー・トンプソンが、特別ゲストの俳優・作家のアレクシス・コンラン氏と、サイバーセキュリティー研究者の頂点に立つSaurabh
Shintre氏およびVrizlynn
Thing博士を迎えます。なぜ人間はこれほど脆弱で操られやすく騙されやすいのか、ディープフェイクとAIがどのように攻撃材料として使われているか、それが防衛戦略にどのような永久的変化を及ぼしたかについて、全員で議論します。



RSAカンファレンスのシニアディレクター兼ゼネラルマネジャーのリンダ・グレイ・マーティンは、次のように述べています。「進歩を推し進めることと、進化するサイバーセキュリティー分野のかじ取りをすることとは密接に関係しています。アジアにおける電子商取引とフィンテックの台頭によって消費と包摂は促進されますが、それによって私たちは新たな形態の詐欺やなりすましの攻撃を受けやすくなります。AIアルゴリズムを厳格にすることで生産性は向上しますが、アルゴリズムを利用してサイバー脅威を見極めにくくすることもできます。今回組んだラインアップを活用することで、関連リスクを管理しつつデジタルの機会をより有効に活用することができます。私たちの目標は、今日よりも安全になるためには何が必要かを強調することによって、明るい未来の創造を支援することです。」



基調講演者とセッションは次のとおりです。




  • アムリン・アミン氏、内務省および保健省の上級政務次官
    RSAカンファレンス2019
    APJの主賓としてオープニング基調講演を行うアムリン・アミン氏は、シンガポールの内務省および保健省の上級政務次官を務めています。同氏は2015年9月以降、センバワン・グループ選挙区(ウッドランズ)を代表する国会議員です。官職に就く前は、買収・合併を専門とする顧問弁護士でした。シンガポール国立大学(法学士)(優等)およびニューヨークのコロンビア大学(法学修士)(ハーラン・フィスケ・ストーン奨学生)で法学を学びました。


  • カイラ・グル氏、Bits
    N' Bytes Cybersecurity Educationの創立者/CEO | 10代のセキュリティー・スーパーガールの物語

    カイラ・グル氏は、高校1年生になる前にBits
    N’ Bytes Cybersecurityを設立しました。この全国組織は現在、学区、フェイスブックやIBMなどの企業、Discovery
    Educationなどの教育プラットフォームとの間で、20件以上の国内パートナーシップを維持しています。いずれのパートナーシップも、プライバシーとサイバーセキュリティーの認知度、リテラシー、熟達度を高めることを目的としています。グル氏は、社会起業家としての自身のストーリーを披露し、すべてのサイバーセキュリティー・イニシアチブを俯瞰した場合の使命とはどのようなものだと思うか、また、同氏に見えている業界の将来像について語ります。


  • 最も危険な5つの新しい攻撃手法とその対処方法
    SANSインスティテュートが行うこの基調講演パネルでは、最も危険な新しい攻撃手法とその仕組み、その攻撃を阻止する方法が明らかにされます。講演者は、ドラゴスの最高経営責任者(CEO)、創業者でSANS認定インストラクターのロバート・M・リー氏、セキュアドITソリューションズのCEO兼主席コンサルタント、SANS認定インストラクターのMy-Ngoc
    Nguyen
    氏、SANSファカルティ・フェロー、PenTestおよびCyber Defense
    Essentialsカリキュラム担当リードの
    ステファン・シムズ氏で、Klein
    &Co., Computer Forensics担当取締役でSANS認定インストラクターの
    ニック・クラインが司会進行役を務めます。


  • Rohit
    Ghai
    、RSAプレジデント、およびHolly
    Rollo
    、RSAシニアバイスプレジデント兼デジタルトランスフォーメーションリード |
    サイバーセキュリティーの新しい理由

    デジタル投資は、ビジネスのスピードを加速させ、関係者の体験を変え、新たな機会を生み出します。しかし人間を進歩させるこの恐るべき力は、リスクも増大させます。Rohit
    GhaiがRSAの業界をリードする専門家と一緒に、サイバーセキュリティーの新たな「理由」として、デジタルリスク管理を取り上げます。


  • ダイアナ・ケリー氏、マイクロソフト、サイバーセキュリティーフィールドCTO
    | AIとMLによってサイバーセキュリティーが向上? 文化、多様性、包摂に焦点を合わせる

    AIと機械学習は脅威への対応サイクルを早められますが、多様なチームが機械学習モデルの開発に関わらなければ、偏りや犯罪者の攻撃経路を自動化することになりかねません。ダイアナ・ケリー氏は、組織のサイバーセキュリティー・チームにおける文化と多様性の重要性を説明し、組織がAIと機械学習の分野における進歩の恩恵を受けられるようにします。


  • ハイヤン・ソング氏、スプランク、セキュリティーマーケット担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネジャー
    | 混乱を受け入れてサイバーセキュリティーを再構想する

    国家のハッキングやプライバシーに関する懸念が継続的に高まる中、データはセキュリティー・オペレーション・センター(SOC)の成功においてますます重要な役割を担うようになっています。セキュリティー専門家が直面するリスクが増大する中、ハイヤン・ソング氏が、データの混乱を受け入れて技術革新を促進し、今日のセキュリティー上の最大の脅威に一歩先んずる方法を教えます。


  • Aarti
    Borkar
    氏、IBMセキュリティー、オファリング管理担当副社長 |新しいセキュリティー規則
    今日の現実として、企業はクラウドを出入りするビジネスプロセスを保護する必要があります。クラウド・コンピューティングの次の時代に突入しようとしている今、どのように継続的なセキュリティー・モデルを採用すれば、サイバーセキュリティー分野のリーダーたちがデータとワークロードの保護、脅威とコンプライアンスの管理、IDとネットワークの保護を実現できるかについて、Aarti
    Borkar氏が詳しく解説します。


  • ヒュー・トンプソン・ショー:ディープフェイクとヒューマン・ゼロ・デー
    ソーシャル・エンジニアリングやヒューマン・ゼロ・デーの利用から、かつてなく見極めが困難になったディープフェイクまで、私たちがこれまでに直面してきた最大級の脅威はどれも、人間の心の内側に潜んでいました。このクロージング基調講演では、目に見えていない部分に探りを入れ、操られやすく騙されやすいのは人間のどのような側面なのかを明らかにします。世界的に著名なアプリケーション・セキュリティー専門家でRSAカンファレンスのプログラム委員長であるヒュー・トンプソンと、特別ゲストのST
    Engineeringシニアバイスプレジデントでサイバーセキュリティー戦略技術センター担当ヘッドの
    Vrizlynn
    Thing
    氏、上級主席研究員のSaurabh
    Shintre
    氏、高く評価されているBBCのテレビ番組「The Real
    Hustle」での仕事が最も知られている著名な司会者でブロードキャスターの
    アレクシス・コンランからディープフェイクとAIがどのように武器として利用されるのかについて学びます。



追加情報とオンライン登録の詳細:




RSAカンファレンスについて:



セキュリティーがテーマの世界的な一流イベントとオンデマンドプログラムのRSAカンファレンスは、世界のリーダーが集まり、前進し、新たなリーダーが登場する場となっています。RSAカンファレンスは、米国、EMEA地域、アジア太平洋地域、オンラインのいずれのイベントも、セキュリティー業界が参集して現在および未来の課題について話し合う場です。来場者は、個人と企業が成功・成長し、ベストを尽くす上で役立つ人々、コンテンツ、アイデアと出会うことができます。サイバーセキュリティー業界のすべての関係者が集い、サイバーセキュリティー業界に属する“私たち”が共同で、世界中のサイバー脅威に立ち向うための力を得ることができる場所です。RSAカンファレンスは、最新技術と実践的な教育機会の究極のマーケットプレイスであり、業界のプロフェッショナルが自社のセキュリティーを向上させる方法を発見できるように支援しつつ、現代のセキュリティー分野で最も進取果敢な影響力のある、示唆に富んだ思想家やリーダーを紹介しています。イベントに関する情報、オンライン・プログラム、サイバーセキュリティー業界に関する最新のニュースについては、www.rsaconference.comをご覧ください。



RSA Conferenceのロゴ、RSA、Dell、EMC、Dell EMCおよびその他の商標は、Dell
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1 International Monetary Fund. Regional Economic Outlook:
Asia-Pacific. May 2018.



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