~12月6日「Arm Tech Symposia Japan 2018」にて展示デモンストレーション実施~


東京--(BUSINESS WIRE)--#IoT--(ビジネスワイヤ) -- イー・フォース株式会社(代表取締役社長:與曽井陽一/以下、イーフォース)は、英Arm社(以下、Arm)の「Arm
Cortex-M33」を採用した、STマイクロエレクトロニクス株式会社(以下、ST社)が製造販売する超低消費電力32bitマイコン「STM32L5」に、国内OSベンダーで初めて対応しました。12月6日に、Armの日本法人であるアーム株式会社(代表取締役社長:内海弦)が主催するプライベートカンファレンス「
Arm
Tech Symposia Japan 2018
」にて、このたび対応したリアルタイムOS(以下、RTOS)*1「μC3(マイクロシーキューブ)」の展示デモンストレーションを行います






近年、製造業においては、IoT*2やM2M*3といった製品の高付加価値化やサービス革新が進んでいます。それに伴い、IoT機器や組み込みシステムの開発においては、安全性の強化、省電力化、生産性向上が課題となっています。
このような背景から、イーフォースは、Armのセキュリティ技術「TrustZone」搭載のCPUコア「Arm
Cortex-M33」を採用した、ST社の超低消費電力32bitマイコン「STM32L5」に対応しました。12月より評価版の提供を開始し、2019年1月より製品出荷の予定です。


















































このたびの「μC3」シリーズの特長は以下のとおりです。



 

(1)

 

セキュリティ機能




Armの「Armv8-M」アーキテクチャをベースとし、同社のセキュリティ技術「TrustZone」をサポートしています。


(2)


低消費電力




「μC3」に省電力アシスト機能を加えた「Picco-Cube(ピッコキューブ)」は、Armコアの各種省電力モードに加え、ST独自の超低消費電力技術に対応します。


(3)


開発効率化のためのGUI*4ツール提供




「μC3」にはμC3/ConfiguratorというGUIツールがバンドルされており、RTOSの中核であるカーネルやネットワーク機能の設定、ベースコードの生成などを容易に行うことが可能です。


 


今回の対応により、低消費電力のIoT機器や組み込みシステムの開発がより迅速かつ効率的に行え、最先端のセキュリティ機能の導入が可能となります。
イーフォースは、今後も製造業やIoTサービスのニーズに応えた製品開発やサービス向上に取り組み、日本のモノづくり産業の発展に貢献していきます。



エンドースメント
アーム株式会社 代表取締役社長 内海 弦 様
このたびの「Arm
Cortex-M33」のセキュリティ機能を活用した「μC3」の提供開始を歓迎いたします。イーフォースは、Armコアを長年にわたりサポートしているパートナーです。お客様の要望により的確に応える高品質な製品が提供できるものと確信しています。IoT時代の本格的な到来を迎え、イーフォースをはじめとしたテクノロジーパートナーとさらに協力を深め、新しいサービスを提供してまいります。



STマイクロエレクトロニクス株式会社 マイクロコントローラ&デジタルICグループ ディレクター パオロ・オテリ 様
イーフォースの「μC3」が、IoT機器のセキュリティを強化する超低消費電力32bitマイコン「STM32L5」に対応したことを大変嬉しく思います。「μC3」はこれまでも「STM32」ファミリの多くの製品に対応してきました。「μC3」が「STM32L5」で使えるようになったことで、日本におけるIoTビジネスの拡大が加速されることを期待しています。



























*1

 

リアルタイムOS(Real Time Operating System、略RTOS):
決められた時間内に処理を実行することに重点が置かれたOS。家電や産業用機器など組み込みシステムとして広く用いられる。

*2


IoT(Internet of Things): 従来インターネット通信機能を持たないモノ(Things)をインターネットに接続する技術。

*3


M2M (Machine to Machine): 複数の機械との間でネットワークを通じて直接情報を交換するシステム。

*4


GUI(Graphical User
Interface):グラフィカルユーザインターフェースの略。ソフトウェアなどで情報の見やすさや操作性を重視したユーザーインターフェースのこと。

 


イー・フォース株式会社 会社概要
イー・フォース株式会社は、IoT機器や組込みシステム向けのパッケージソフトウェア製造・販売を行うソフトウェアメーカです。μITRON仕様準拠のリアルタイムOS(RTOS)「μC3(マイクロシーキューブ)」ほか、TCP/IPなどのネットワーク関連ミドルウェア製品を取り揃え、家電やゲーム機、医療用機器などに幅広く利用されています。IoT
時代に先駆けて、お客様のニーズに応える製品開発に取り組んでいます。
































 

代表者氏名

 

:代表取締役社長 與曽井陽一


設立年月


:2006年12月


資本金


:1,800万円


会社所在地


:東京都中央区日本橋富沢町5-4 ゲンベエビル


 


















注)

 

本プレスリリースに記載されている会社名、製品名、サービス名及びロゴは、当社または各社の商標もしくは登録商標です。本文中の™および®マークは省略して表記しています。

注)


ArmはArm
Limited(またはその子会社)の登録商標です。その他のブランドあるいは製品名は全て、それぞれのホルダーの所有物です。©
1995-2018 Arm Group.

注)


本リリースに記載されている内容は予告無く変更することがあります。



Contacts


イー・フォース株式会社
セールスグループ
野田 周作
TEL:03-5614-6918
https://www.eforce.co.jp/contact/



情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 イー・フォース株式会社 国内OSベンダー初、Armコア搭載のST社製「STM32L5」に対応 IoT機器の省電力化、セキュリティ強化を実現