設置拠点の追加と第2世代スクラビングテクノロジーにより10秒以内にDDoS緩和サービスを提供


カリフォルニア州レッドウッドショアーズ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
クラウドおよびオンプレミス上のビジネスクリティカルなデータやアプリケーション防御のためのソリューションを提供するImperva, Inc.
(NASDAQ:IMPV)
は、本日、自社ネットワークの大規模な拡張とDDoS攻撃緩和のための第2世代テクノロジーへの投資を行うことを発表しました。この投資により、インターネットユーザーへより速いパフォーマンスを提供し、DDoS攻撃を受けた際の業務への壊滅的な影響を最小限に抑える業界最先端の10秒以内DDoS攻撃緩和サービスレベルアグリーメント(SLA)を導入することが可能となります。




ネットワークの拡大は、DDoS攻撃の種類、規模、頻度の変化に伴う加入者数の増加に対応するために行います。Imperva
Incapsulaセキュリティチームの調査によると、DDoS攻撃のパターンは高トランザクション攻撃の顕著な増加を伴う変化を続け、そのパケット転送率はおよそ50Mpps(パケット/秒)まで上昇したことが分かりました。第三四半期にImpervaのクライアントでは197件の高トランザクション攻撃が見られ、うち半数以上が100Mppsを上回るものとなっており、さらにその中の11件は200Mppsを超え最大規模では3.5時間以上にわたる238MppsのDDoS攻撃があったのです。



新データセンター開設、接続容量増大



同社は、デリー、ドバイ、モスクワ、ムンバイ、台北、バンクーバーにIncapsula
データセンターを追加設置しました。年末までには、バンコク、イスタンブール、ジャカルタ、ヨハネスブルグ、メキシコシティおよびソウルと、さらに6拠点を新設する計画です。これら新規データセンターの追加により、一般ユーザーはインターネットアクセスの高速化を体感するでしょう。



ネットワーク回線容量は4.7Tbps(テラビット/秒)へと拡張しました。これは、Level3
Communicationsとのリレーションシップにより、データセンターを戦略的に20拠点に設置し、1.8Tbpsの帯域拡張を実現したものです。
2017年末までにはさらに2Tbpsの接続容量(トランジット容量)が追加される見込みです。また、ImpervaはComcast
Corporation等とのダイレクトピアリング(直接接続)リレーションシップを実現しました。こうしたネットワークの拡張とピアリングリレーションシップの追加によって、Incapsulaは世界の90%以上の地域で1秒未満のレスポンスタイムを提供いたします。



メッシュネットワークで展開する第2世代スクラビングテクノロジー



Incapsulaのグローバルネットワークに現在配備されているImpervaの第2世代DDoS攻撃緩和デバイス、Behemoth2は、650Mppsでデバイスあたり440GbpsのDDoSスクラビング能力を提供します。複数のBehemoth2デバイスがIncapsulaのメッシュネットワークを経由して接続しており、形成された仮想DDoSスクラビングセンターによって大規模な攻撃を緩和することが可能です。増設されたデータセンターとBehemoth2を含めて、IncapsulaのグローバルネットワークのDDoSパケットスクラビング能力は合計65Bppsとなっています。



新規増設データセンター拠点、帯域拡張そしてBehemoth2で構成する新ネットワークにより、Incapsulaは最先端の10秒DDoS緩和SLAを提供することが可能となりました。他社のサービスではDDoS緩和のレスポンスタイムを数分以内としていますが、それではWebサイトの遅延や停止を招く恐れがあります。新しいIncapsula
DDoS SLAでは、DDoS攻撃発生からほんの数秒で緩和する進化したサービスレベルをコミットします。



Imperva社Incapsula研究開発担当バイスプレジデント Yoan
Cohen氏は次のように述べています。「DDoS攻撃テクニックの巧妙化は進化しつつあり、さらなる大規模攻撃は必ず起こるでしょう。Incapsulaの先進テクノロジーは、万一に備えた追加容量と対処能力を提供いたします。戦略的に配置したデータセンター、拡張した回線容量、そしてBehemoth2による当社独自のアプローチは、DDoS攻撃を数秒以内に検知、緩和を開始し、ダウンタイムを防ぐために効果を発揮します」



将来性の見通しに関する記述



本プレスリリースには、米国私的証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of
1995)に定める、将来性の見通しに関する記述 (Forward Looking Statements)
が含まれています。この将来予想に検する記述には、Impervaの新規データセンター設置計画、将来的な容量および製品パフォーマンスの増大に関する記述が含まれます。係る記述は歴史的事実の記述ではなく、Imperva
の将来の事象に関する見解など不確実で制御不能な予測に過ぎません。米国連邦証券法に定める重要情報開示義務に従うところを除き、Impervaでは、文書または口頭によるものかを問わず、新しい情報や将来の事象その他の発生に応じて、係る予測内容、目標、前提条件、その他意見に対する更新または修正を行うことに何らの義務を負うものではなく、また、明示的に何らの義務を放棄するものでもありません。将来性の見通しと大幅に異なる結果を生じさせる得る要因については、米国証券取引委員会に対するImpervaの報告にも記載されています。



Incapsulaについて



Imperva Incapsula は
クラウドベースのWAFとして提供され、導入企業はそのWebサイトを保護し、パフォーマンスやユーザーエクスペリエンスを向上させ、攻撃からWebアプリケーションやデータを安全に守ることができます。Incapsulaには、Web攻撃を阻止し、DDoS攻撃の緩和によるオンラインのビジネスアセットやコンテンツ配信ネットワークに対するアクセスを確保し、Webトラフィックの最適化と高速化を図り、さらにロードバランサーによるWeb環境能力の最大化などを実現する堅固なWAF機能が含まれています。



Incapsulaネットワークエンハンスメントは、あらゆるお客様に今すぐご提供可能です。
お問い合わせは、www.incapsula.comまで。



Impervaについて



Imperva® (NASDAQ:IMPV)
は、サイバーセキュリティソリューションを提供するリーディングプロバイダーとして、ビジネスクリティカルなデータやアプリケーションをサイバー攻撃から守ります。ImpervaのSecureSphere、CounterBreach、IncapsulaおよびCamouflage製品によって、クラウドやオンプレミスといった環境に依存することなく、あらゆる場所の資産に潜むリスクを検知して情報を守り、また、様々な規制に対応できるようになります。データやアプリケーションのセキュリティに精通した、世界有数のエキスパートを集めたImperva
Defense
Centerの調査チームは、最新の脅威インテリジェンスを使ってImpervaの製品を継続的に強化し、また、最新の脅威に対するインサイトやガイダンス、対処方法などを公表しています。Impervaの本社は米国カルフォルニア州レッドウッドショアーズにあります。詳細については、www.imperva.com、ブログ、Twitterをご覧ください。



© 2017 Imperva, Inc. All rights reserved.
Imperva、Impervaのロゴ、CounterBreach、Incapsula、SecureSphere、ThreatRadar、CamouflageおよびそのデザインはImperva,
Inc.およびその子会社の商標です。



※本リリースは、Imperva,
Inc.(本社:米国カリフォルニア州レッドウッドショアーズ)が2017年10月10日に発表したプレスリリースの抄訳です。



本発表のソースは、Businesswrie.comでご覧いただけます:
http://www.businesswire.com/news/home/20171010005752/en/
ソース:Imperva,
Inc.






Contacts


お問い合わせ先
株式会社Imperva Japan
二瓶雅彦
TEL: 03-6263-0671 (代表)
FM-Japan@imperva.com
ホームページ:http://www.imperva.jp

情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 ImpervaがIncapsulaのグローバルネットワークを拡大、DDoS攻撃緩和のパフォーマンスとスピードを向上