東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 株式会社東芝ストレージ&デバイスソリューション社は、高耐圧かつ低オン抵抗を実現したマルチチャネルソレノイドドライバ/ユニポーラ用モータドライバ「TB67S111PG」をラインアップに追加します。本日からサンプル出荷を開始し、5月から量産を開始する予定です。






新製品はローサイドMOSFETと回生用コモンダイオードを各4チャネル内蔵しており、全出力MOSFETの独立制御が可能です。遊戯機器(パチンコ、スロットマシン)、家電(冷蔵庫、エアコン)、産業機器(ATMなどの金融端末、OA機器、FA機器)等に広く使われているソレノイドやユニポーラモータ駆動に適したドライバです。





また、新製品は最先端の高耐圧アナログパワープロセス(BiCD
130nm)を採用することで、出力定格80Vを実現しています。さらに、出力部のオン抵抗注1を0.25Ωとすることで、ICの発熱低減に貢献します。



パッケージはHフレームタイプのDIPパッケージを採用しています。一般のガラス・エポキシ基板に加え、低コストの紙フェノール基板にも対応可能で、放熱性に優れています。



新製品の特長
1.
ローサイドMOSFETと回生用コモンダイオードを4チャネル内蔵
全出力MOSFETの独立制御が可能で、ソレノイドやユニポーラモータ駆動に適しています。



2. 高耐圧(80V)・低オン抵抗(0.25Ω)を実現
ソレノイド駆動やユニポーラモータのドライブに対応するため、出力部に80V高耐圧MOSFETを採用しました。また低オン抵抗化(0.25Ω)により、ドライバ動作時の発熱低減に貢献します。



3. リード挿入型パッケージ(DIP)の採用
放熱に有利なHフレームタイプのDIPパッケージを採用しています。民生・産業分野問わず幅広い用途で使用することが可能です。



4. 自動復帰の異常検出機能を内蔵
セットで異常が発生した場合に備えて過熱検出機能、過電流検出機能を内蔵しました。一定時間経過後に自動復帰する仕様になっています。









































































 


新製品の主な仕様



品番

 

TB67S111PG

機能


マルチチャネルソレノイド/ユニポーラドライバ

パッケージ


DIP16-P-300-2.54A


入力部



 

制御I/F


フルパラレル入力(CMOSレベル)

 

VM電源電圧


45V(最大)


 



出力部




出力定格(電圧)


80V(最大)


出力定格(電流)


1.5A/チャネル(最大)


出力オン抵抗


0.25Ω(標準)

 

コモンダイオード





その他・特長




異常検出機能(過熱検出、過電流検出)内蔵


異常検出自動復帰機能内蔵



過熱検出フラグ出力機能内蔵



単一電源駆動による電源投入シーケンスフリー



量産時期

 

2017年5月(予定)


注1: 電流を流した際の抵抗成分で、数値が低いほどモータ駆動時の損失が少なく発熱の低減が可能。



新製品のさらに詳しい仕様については下記ページをご覧ください。
https://toshiba.semicon-storage.com/info/lookup.jsp?pid=TB67S111PG&region=jp&lang=ja



東芝のステッピングモータドライバ製品の詳細については下記ホームページをご覧ください。
https://toshiba.semicon-storage.com/jp/product/linear/motordriver/stepping-motor.html



お客様からの製品に関するお問い合わせ先:
ミックスドシグナルIC営業推進部
Tel:044-548-2821
https://toshiba.semicon-storage.com/jp/contact.html



*本資料に掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。


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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 東芝:高耐圧マルチチャネルソレノイド/ユニポーラモータ用ドライバのサンプル出荷について