GSMAのモバイルIoTイニシアチブが商用ソリューションの入手可能性の加速に貢献、2017年モバイル・ワールド・コングレスが最新のイノベーションをLPWAで展示


ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
GSMAは本日、省電力広域ネットワーク(LPWA)接続が2G、3G、4Gを上回り、マキナリサーチの新たな分析によれば、2022年までに14億接続を達成してモノのインターネット(IoT)の中心的技術になる趨勢にあると発表しました。この数字は、NB-IoTやLTE-Mのような標準化された補完的LPWA技術の背後で業界がまとまり、市場の発展を加速していることを裏付けています。LPWA技術の導入を促進するGSMAのモバイルIoTイニシアチブは、現在世界67社のモバイル通信事業者、デバイス・メーカー、チップセット、モジュール、インフラ企業に支えられています。




GSMAの最高技術責任者(CTO)のAlex
Sinclairは、次のように述べています。「9カ月という短期間に、GSMAのモバイルIoTイニシアチブはLPWAの市場標準を確立しました。これは、この技術の成長、発展、導入において基盤としての役割を果たすことになります。モバイルIoTの試行を進めているモバイル通信事業者は世界各地に既に何社か存在しています。今年は、いくつかのセクターで商用利用が開始される予定であり、完全なIoT接続が実現し、数十億個の新デバイスにサービスが提供されます。」



LPWAネットワークは、IoTの新たな高成長分野であり、データ通信速度が低く、バッテリー持続時間が長いことを必要とし、長時間にわたってしばしば遠隔地で放置されたまま運用できるM2Mアプリケーションに対応できるように設計されています。産業用資産追跡、安全性監視、水道・ガス計測、スマートグリッド、都市駐車場、自動販売機、都市照明など、幅広いアプリケーションで使用されるでしょう。



マキナリサーチの創業者で最高研究責任者(CRO)のJim
Morrish氏は、このように述べています。「LPWA技術は明らかに、特別な設定なく接続できる機能と超長時間のバッテリー持続時間を同時に可能にすることで、モノのインターネットを改革しています。このような性質により、LPWA技術は多数のIoTアプリケーションにとって最適です。LPWAが広く利用可能になることで、IoTエコシステムが全体的に促進され、新たな利用事例が実現し、多数の既存の利用事例の高度化と普及が可能になり、全体的な普及が加速されます。」



ライセンスLPWAネットワークは、既存のワイド・エリア・ネットワークを補完および拡張し、通信事業者は既存の質の高いモバイル・ネットワーク・インフラを2Gおよび4Gセルラー技術を利用したアップグレードを通じて最適化することができます。WiFi、ブルートゥース、ジグビーといったローカル・エリア・ネットワークも同様です。このようなライセンス標準により、事業者は既存のモバイル・ネットワーク・インフラのアップグレードにおいて、LTEネットワークではLTE-Mを使用して最適化を行うことができ、NB-IoTでは2Gと4Gの両方の帯域を利用できます。これらは、あらゆる利用ケースをカバーできるようにし、顧客の選択を確保し、IoT市場の繁栄に貢献できるように設計されています。



GSMAモバイルIoTイニシアチブは、現在複数の世界的パイロット導入で利用されており、完全な商用ソリューションは今年後半に市場に導入される予想です。



2017年モバイル・ワールド・コングレスでのモバイルIoT



GSMAのコネクテッド・リビング・プログラムは、2月26日(日)13時00分から17時30分まで、業界をリードする専門家を集めて「GSMAグローバル・モバイルIoTサミット」を開催します。このセッションは、業界か協力してモバイルIoTの可能性をすべて実現しようとしている状況について探ります。これとは別に、2017年3月1日(水)13時30分から15時30分には「モバイルIoT(LPWA)-
ビジネスに向けてオープン」と呼ばれるセッションが行われ、最新の商用展開、導入、試行について知る機会が提供されます。フィラ・グランビアのホール4に設けられるGSMAイノベーション・シティでは、LPWA技術のデモがいくつも行われます。詳細情報や登録については、www.gsma.com/connectedliving/event/mobile-world-congress-2017/をご覧ください。GSMAモバイルIoTイニシアチブの詳細については、こちらをご覧ください:www.gsma.com/connectedliving/mobile-iot-initiative/



2017年モバイル・ワールド・コングレスに参加しましょう



2017年モバイル・ワールド・コングレスの参加、出展、後援の方法など、詳細については、www.mobileworldcongress.comをご覧ください。モバイル・ワールド・コングレスの最新情報は、ツイッター(@GSMA、#MWC17)やリンクトインのモバイル・ワールド・コングレスのページ(https://www.linkedin.com/company/gsma-mobile-world-congress)、フェイスブック(https://www.facebook.com/mobileworldcongress/)をご利用ください。GSMAのソーシャル・チャンネルの他の情報は
www.mobileworldcongress.com/about/contact/social-media/をご覧ください。



モバイル・ワールド・コングレスは、モバイル・ワールド・キャピタルに不可欠のイベントとして、バルセロナで2023年まで開催されます。モバイル・ワールド・キャピタルは、年間を通じてさまざまなプログラムや活動を開催し、バルセロナ、カタルーニャ州、スペインの市民だけでなく、世界中のモバイル業界にもメリットをもたらします。モバイル・ワールド・キャピタルの詳細は、www.mobileworldcapital.comをご覧ください。



GSMAについて



GSMAは世界中のモバイル通信事業者を代表する団体で、モバイル事業約800社を結集しています。そのうち約300社は携帯電話機および端末メーカー、ソフトウエア企業、機器プロバイダー、インターネット企業など、広範囲なモバイル・エコシステムを構成する企業であり、関連業界セクターの組織も参加しています。GSMAはモバイル・ワールド・コングレス、モバイル・ワールド・コングレス上海、モバイル・ワールド・コングレス・アメリカズ、モバイル360シリーズのカンファレンスなど、業界を主導するイベントの開催も行っています。



詳細情報については、GSMAのウェブサイトwww.gsma.comをご覧ください。GSMAをツイッターでフォローしてください:@GSMA



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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 GSMA:省電力広域ネットワークが2022年までにIoT接続をリード