平延べうどん


平延べうどん 盛り付けイメージ


平たく、丸い麺


麺の乾燥

半田そうめんの製造販売をおこなう、株式会社オカベ(本社:徳島県美馬郡つるぎ町、代表取締役:岡部 洋史)は、昨年4ヶ月半で累計160万食以上を売り上げた、冬季限定の“平延べうどん”の今季の販売を開始いたしました。冬は夏に比べて味や食感のしっかりしたものが食べたくなる時期。そんな冬場だからこそ、しっかりとした甘みを感じていただける平延べうどんを作りました。製造が難しく、一日の製造量に限りがあるため冬季限定の商品です。まずはザルで麺の甘み、食感を味わってください。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/374796/LL_img_374796_1.jpg
平延べうどん

URL: https://www.okabemen.co.jp/SHOP/uh-02.html


■「平延べうどん」開発の背景
一般的に“そうめん”というと夏のイメージ。半田そうめんも例に漏れず夏によく食べられますが、夏以外でも美味しく食べていただきたいと思い、今回開発したのが“平延べうどん”です。
うどんというと、太くコシが強いイメージがありますが、太ければ太いほどゆで時間は長くなります。そこで考えたのは「ゆで時間は短く、それでいてうどんとして食べごたえのある麺は出来ないか」ということ。のど越しだけでなく、噛んだ時の食感、口の中で広がる甘み、また乾麺でも半生めんに近い食感と美味しさを追求しました。そうして試行錯誤の上たどり着いたのが平たく延ばした“平延べうどん”になります。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/374796/LL_img_374796_2.jpg
平延べうどん 盛り付けイメージ

■「平延べうどん」の特長
1. 太く丸くではなく、平たく丸い麺
一般的に乾麺のうどんとなると、ゆで時間は長く10分以上かかるものが多いですが、オカベの平延べうどんは7分程と少し短めです。麺の形状を平たくすることによりゆで時間を短くし、少し丸みを帯びた麺にすることで食べた食感がうどんとして口の中に残るようにしました。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/374796/LL_img_374796_3.jpg
平たく、丸い麺

2. 上品な甘みが特長の北海道産秋播き(まき)小麦100%
平延べうどんを作るのに選んだ小麦は、上品な甘みが特長の北海道産小麦の『きたほなみ』。9月に種をまき冬の間、積雪の中で耐え抜き、約10か月後に収穫される秋播き(まき)小麦は自然の力と甘みをたっぷりと蓄えており、小麦本来の香りがよく、食べたときのもっちり感が違います。しかも小麦の中心部分…お米に例えるなら、大吟醸に使う部分のみを使用しており、これが雑味のない甘みを生み出します。
しかし『きたほなみ』は粘りが強い分扱いにくく、熟成が早いため甘みを引き出すのは職人でも至難の業。当初は水分、温度、湿度の管理…何度も失敗しましたが、塩の割合、熟成の時間などを細やかに微調整し、ついに納得できる麺が完成しました。

3. 約30時間かけてゆっくり熟成
オカベでは製造の各工程において、しっかり時間を取って麺の熟成を促します。また最終工程の乾燥でも、麺の表面は乾燥させながらも中心部の水分は逃さないために、急激に乾かすのではなく時間をかけて低温でゆっくりと乾燥させていきます。そのため一つの麺が出来上がるのにかかる時間は約30時間。
最初から最後まで気が抜けない、繊細な麺づくりの結晶です。

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麺の乾燥

■株式会社オカベについて
当社は、徳島県半田に約300年続く伝統の手延べ製法で半田そうめんを製造しています。半田そうめんを製造する会社の中では後発になりますが、新参者だからこそ固定観念にとらわれず、麺職人の社長を先頭に日々試行錯誤しながら麺を作っています。

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工場外観

■会社概要
商号 : 株式会社オカベ
代表者 : 代表取締役 岡部 洋史(オカベ ヒロフミ)
所在地 : 〒779-4407 徳島県美馬郡つるぎ町半田字東毛田48番地
設立 : 1987年7月
事業内容: 半田素麺の製造販売
URL : https://www.okabemen.co.jp/
情報提供元: @Press