SBT

ライオン株式会社(代表取締役社長・竹森 征之)は、2030年に向けたGHG(温室効果ガス)削減目標について、科学的な根拠に基づいた「1.5℃に抑える目標」として、SBT(Science Based Targets)イニシアチブ(※1)より認定を取得いたしました。

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当社は、事業成長をはかりながら、脱炭素社会と資源循環型社会の実現に貢献するため、2019年に、2050年に向けた長期環境目標として「LION Eco Challenge 2050」を策定し、取り組みを推進しております。「LION Eco Challenge 2050」では、2050年までに事業所活動におけるCO2排出量(※2)ゼロおよびライフサイクルにおけるCO2排出量半減を目指しています。
2020年に「2℃を十分に下回る目標(Well-below2℃)」としてSBT認定を取得しましたが、この度、「1.5℃に抑える目標」のSBT認定を取得いたしました。

(※1) SBTイニシアチブ(SBTi)は、CDP、国連グローバル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)によって2015年に設立された国際的な共同イニシアチブで、「産業革命前からの気温上昇を1.5℃に抑える」というパリ協定の目標に向けて、企業が設定する温室効果ガス削減目標が、科学的根拠に基づいたものになっているかどうかの検証・認定を行っています。
(※2) 当社のGHG(温室効果ガス)排出量に占めるCO2排出量は、99.8%(2022年)です。


■今回認定されたGHG(温室効果ガス)削減目標(2030年目標)
・スコープ1(※3)+2(※4)のGHG排出量(絶対量)を55%削減(基準年2018年)
・スコープ3(※5)のGHG排出量(絶対量)を30%削減(基準年2018年)
・再生可能電力の年間調達を100%に増加(2018年0%)

(※3) スコープ1:自社での燃料使用による直接排出量
(※4) スコープ2:自社が購入した電力、熱の使用による間接排出量
(※5) スコープ3:自社のバリューチェーンで排出される間接排出量(スコープ1、スコープ2を除く)のうち、購入商品・サービス(カテゴリ1)および販売した製品の廃棄(カテゴリ12)


当社は今後も、「エコの習慣化」を通して「脱炭素社会および資源循環型社会の実現」に貢献してまいります。


【関連情報】
・ライオングループの気候変動に対する取り組み:
https://www.lion.co.jp/ja/sustainability/env/ecovision2020/#tcfd_initiatives
・ライオングループのサステナビリティへの取り組み:
https://www.lion.co.jp/ja/sustainability/
・SBTイニシアチブのWebサイト(英文): https://sciencebasedtargets.org/
情報提供元: @Press