知財に関する取り組みについて各部門で高く評価されたスタートアップおよび知財支援の専門家、エコシステムのベストプレイヤーを表彰する第4回「IP BASE AWARD」を支持する推薦者として、前年度の3名に加え、昨年度エコシステム部門においてIP BASE AWARDを受賞したグローバル・ブレイン株式会社の廣田翔平氏と、アカデミア・ビジネスにおいて日本のイノベーションをリードする慶應義塾大学先端生命科学研究所所長の冨田勝氏が新たに推薦者として就任しました。
推薦コメント 「個人をエンパワメントする領域のウェブサービス・アプリなど若い世代のスタートアップに投資をするシードステージのベンチャーキャピタルです。当社もコーポレート側の投資先支援を強化しており、知財活用は重要だと考えています。事業成長にあたり、会社の資産を説明する武器として知財は有効です。IP BASE AWARDなどの特許庁が主催するアワードの受賞は、一つの投資判断材料になり、企業の信用にもつながります。スタートアップはこれからの時代は知財を意識したサービス開発をして欲しいと思っています。若者は起業しろ!」
Coral Capital 創業パートナー。2015年より500 Startups Japan マネージングパートナー。シードステージ企業へ80社以上に投資し、総額約300億円を運用。500以前は、野村證券の未上場企業調査部門である野村リサーチ・アンド・アドバイザリー(NR&A)にてITセクターの未上場企業の調査/評価/支援業務に従事し多くのテックIPOを手がけた。さらに以前はJ.P. Morganの投資銀行部門でTMTセクターをカバレッジし、大規模なクロスボーダーM&Aのアドバイザリーなどに携わった。東京大学大学院 工学系研究科 原子力国際専攻修了。修士(工学)。現在でも継続的にコーディングを行っており、おそらく国内で唯一ハッカソンで優勝した実績を持つベンチャーキャピタリスト。 個人として TechCrunch Tokyo Hackathon に参加し、2014年はTOP5入賞、2015年はIBM賞を受賞したほか、大学時代の友人とMaker Faire Tokyoに4年連続出展するなど幅広く活動。
推薦コメント 「グローバル・ブレインは、資金だけでなく、スタートアップ企業の成長に必要な現場の支援をする方針でVC業を営んでいます。昨年度、弊社がIP BASE AWARDを受賞したことによって、対外的にも信頼性が増していくのを実感しました。知財の成果は見えにくいのが課題です。知財戦略やその活動を見直す機会になるとともに、受賞することができれば客観的に企業の知財力や活動を評価される数少ない機会です。VCやスタートアップは信用を積み重ねてビジネスを大きくしていく側面があり、信用の蓄積の一つとして重要な賞だと考えます」
推薦コメント 「研究開発をベースとした技術ドリブンな事業開発をする当社としては、将来の事業活動を存続させるためにも特許取得を行ってきました。特許取得は、新規性のある技術の保持を証明できるものであり、行政や大手とのアライアンスの決め手の一つになったのではないかと考えています。知財権侵害は、事業活動のなかであらゆるところに存在し得ます。IP BASE AWARDを通じて知財と向き合うことで、事業や技術を強固にするよい機会がスタートアップ企業には与えられると思います」
■「IP BASE AWARD」エントリー方法 IP BASE AWARDは以下の応募エントリーフォームにて、該当部門の必要事項を記入し送信することでエントリーできます。エントリーの締切は2022年12月15日を予定しております。 合わせて、スタートアップ及びスタートアップに関わる関係者の知財に関する取り組みについて、高く評価されるべき個人・組織を、推薦の形で募集いたします。第三者による推薦(他薦)は以下の他薦フォームから、各部門3名(3社・団体)まで入力ができます。他薦の締め切りは2022年12月1日となります。