VisionPoseシリーズにJetson AGX Xavierが追加


Jetson AGX Xavier開発者キットイメージ


VisionPose利用用途イメージ


VisionPose Standardで取得できる3D座標(30箇所)

株式会社ネクストシステム(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:藤田 義生)はカメラ映像から人間の骨格情報を検出する姿勢推定AIエンジン「VisionPose(※1)」のシリーズの1つ「Standard」の対応プラットフォームに自律動作マシン向けとして設計されたNVIDIA社のコンピューター「Jetson AGX Xavier」を追加し、6月11日(木)より提供を開始します。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/215461/LL_img_215461_1.png

VisionPoseシリーズにJetson AGX Xavierが追加



■姿勢推定AIが小型デバイスで利用可能に

従来のVisionPose SDKはシリーズ全体でWindows(C#,C++, Unity)、Linux(C++)、iOS/iPadOS(Swift)と幅広いプラットフォームに対応していましたが、この度さらに「Jetson AGX Xavier」が加わりました。小型で組み込みやすいプラットフォームを拡充したことで、ドローンなどの自律動作マシンや、ロボット開発や工場システムなどの人物検出を伴う開発にご利用用途が拡大しました。

今後も対応エッジデバイスの拡充を行い、骨格検出分野における基幹技術の1つとして幅広くご活用いただけるよう開発を進めてまいります。



※1 VisionPose、及びVisionPoseロゴは、NEXT-SYSTEM co.,Ltd.の登録商標です。





▼リアルタイムでの解析スピードは約14FPS



画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/215461/LL_img_215461_2.jpg

Jetson AGX Xavier開発者キットイメージ



画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/215461/LL_img_215461_3.jpg

VisionPose利用用途イメージ



■姿勢推定AIエンジン「VisionPose」とは?

「VisionPose」とは、カメラ映像や画像・動画ファイルから人間の骨格情報を検出できる当社独自開発の人工知能エンジンです。高精度な骨格検出が可能な「Standard」、カメラ1つで3D座標での骨格検出を実現する「Single3D」、開発が不要で、より手軽な研究開発用骨格検出プラットフォーム「Nano」の3つを利用用途に合わせてシリーズ展開しています。



<VisionPoseの特長>

(1) 3D座標で骨格情報をリアルタイム検出できる

(2) 複数人の骨格検出が可能

(3) 測定箇所が業界最多の最大30箇所

(4) 買い切り、用途制限なし、商用利用可能

(5) 画像や動画からの解析が可能

(6) マルチデバイスに対応

(7) 学習環境が自社にあり国産製品のため、柔軟な対応が可能。



▼VisionPose Standardで取得できる3D座標(30箇所)



画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/215461/LL_img_215461_4.jpg

VisionPose Standardで取得できる3D座標(30箇所)



■開発時の参考になるサンプルアプリとツールが2種付属

VisionPose Standard SDKは開発時の参考になるサンプルアプリとツールを2種提供していますのでスムーズに開発を進めていただけます。



・リアルタイム骨格可視化サンプルアプリ『BodyAndColor』

WEBカメラの映像から取得した骨格の座標データを元に部位ごとに色分けされた線で可視化できるサンプルアプリです。取得した骨格情報はCSVで出力も可能です。



・動画、静止画姿勢推定ツール『VP Analyzer』

お手持ちの動画や静止画から2D座標(30箇所)での骨格検出が可能です。お手持ちの動画または静止画を本ツールに読み込ませると、骨格情報が付与された動画・静止画とCSVが出力されます。



▼VP Analyzerでの出力イメージ



画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/215461/LL_img_215461_5.jpg

VP Analyzerでの出力イメージ



■今後の展望と利用用途

「VisionPose」は対応プラットフォームの拡充とともに、産業、スポーツ、エンターテインメント、医療・リハビリなど、ディープラーニングを利用した骨格解析技術はさまざまな分野で活用が拡大しています。大手企業含め、発売から約1年半でシリーズ累計170社を超える企業にご導入いただいています。(2020年6月時点)当社は引き続き対応プラットフォームを拡充し、これらの基幹技術の1つとしてご利用いただくことで、より良い社会作りに貢献していきたいと考えています。



<VisionPose利用事例>

(1) トヨタ自動車株式会社様:リハビリ支援ロボットへの活用

( https://www.next-system.com/visionpose/recent-case/ww-2000 )

(2) エイベックス株式会社様:ダンスのスコア化アプリへの活用

( https://www.next-system.com/visionpose/recent-case/dance-commune )



画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/215461/LL_img_215461_6.jpg

VisionPoseの利用用途と利用業種



■製品概要

価格 : 398,000円(税抜)

WEBサイト: https://www.next-system.com/visionpose

参考動画 : VisionPose Standard プロモーションムービー

( https://youtu.be/c5mVNV7JJlE )





■株式会社ネクストシステム

代表者 : 代表取締役社長 藤田 義生

所在地 : 〒811-1302 福岡市南区井尻3-12-33 アンビエント井尻2F

設立 : 2002年8月

事業内容 : AI、xR(AR/VR/MR)などの最先端システムの研究開発

資本金 : 8,075万円

WEBサイト: https://www.next-system.com/

Facebook : https://www.facebook.com/nextsystemcom/

Twitter : @next_kinesys

情報提供元: @Press