第7回全国大会会場


全日本ロータス同友会会長 小川 晃一の挨拶


2018年度優績表彰式(写真は最優績の函館支部)

日本国内の自動車整備業界をけん引する団体『全日本ロータス同友会』(通称:ロータスクラブ)は、2019年(令和元年)6月12日・13日に新横浜プリンスホテル(神奈川県横浜市)の会場において、理事総会および第7回全国大会を開催し、2020年代に向けて自動車整備業の革新と進化を内外に向けて大きく打ち出しました。

ロータスクラブには、全国1,650社(約2,500店)の自動車整備会社が加盟しており、第7回全国大会にはこのうち540社が集結。『Catch the dream!! ONE LOTAS ~さらなる進化と未来を目指して~』の大会テーマのもと、100年に一度の激動期を迎えている自動車マーケットに対するロータスクラブの姿勢と指針、および取り組み内容が発表されました。





●「くるま新時代!地域になくてはならないお店を実現する」-小川 晃一 新会長



第7回全国大会を前にした、2019年(令和元年)6月12日に開催された全日本ロータス同友会理事総会(第45回定期総会)において、今期より第9代目会長に就任した小川 晃一(会社名:町田モータース株式会社、役職:代表取締役、所在地:東京都町田市)は、「くるま新時代!地域になくてはならないお店を実現する」との2019年度基本方針を発表。とくに、「次世代自動車を積極的に自社の中心に捉えながら事業を展開」と、「地域になくてはならない環境に配慮したお店の実現」の2点を加盟各社が達成できるよう、組織全体で支援していくとの意欲を示しました。





●次世代自動車取扱認定店が全国で1,410社 - 『LOTAS次世代自動車取扱認定制度』の進捗



ロータスクラブは、加盟する各社が、EV・PHV・PHEVなど次世代自動車の整備・点検を行う体制作りを整えるために、『LOTAS次世代自動車取扱認定制度』を推進してきました。現在、この認定制度の条件を整え、認定店となった加盟会社数は1,410社(2019年5月末現在)となり、本年度中には全社が視野に入っています。

今後は、EV・PHV・PHEVなどの整備・点検・車検への実際的な取り組みを強化し、情報発信などによって積極的にアピールしていきます。





●自動車整備業界でもビッグデータ有効活用-「ロータスプログレス」推進



ロータスクラブは、統一整備システム「ロータスプログレス」の普及活動を強化し、本格的な運用に向けた土台づくりを進めます。「ロータスプログレス」は、ロータスクラブがIT企業とともに開発した独自の整備システムであり、通常の整備業務の情報化・合理化に貢献するだけでなく、ロータスクラブに加盟する全社の整備情報をビッグデータとして活用することによって、加盟各社のお客さまにも新たなご提案やサービスのご提供を可能とするものです。

2018年9月からスタートして、2019年5月末にて146社が導入・使用しており、2025年には加盟全社での導入を目指しています。





《全日本ロータス同友会》

全日本ロータス同友会は、自動車整備業者の組織として1975年に設立されました。自動車整備業界の近代化、社会的地位の向上、さらには法定需要依存体質からの脱皮など、新しい業界づくりの理想を掲げてスタートし、業界の改革を推進してきました。現在、全国で51の支部を持ち、全国の自動車整備会社1,650社が加盟しています。

※ロータスクラブHP http://www.lotas.co.jp/

情報提供元: @Press