日本全国寄せ鍋マップ


肉・魚介類に特徴が見られた地域


鍋つゆのだし・味付けに特徴が見られた地域


つけだれ、調味料に特徴が見られた地域

ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」( https://www.satofull.jp/ )を運営するソフトバンクグループの株式会社さとふる(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤井 宏明)は、秋・冬の寒い季節に特に好まれる、鍋料理に関するアンケート調査の結果( https://www.satofull.jp/static/special/research_yosenabe.php )を公開しました。



調査結果の概要は以下のとおりです。



1. 鍋料理の具材は、東日本で魚介類、西日本で肉類が特に好まれる傾向がありました。

2. 鍋つゆでは、地域の郷土料理に使用されるあごだしやみそなどと同じだし・味付けの人気が高い傾向が見られました。

3. ポン酢は全国的に人気があり、特に九州地方で好まれていることがわかりました。

4. 鍋料理のシメは、讃岐うどんやちゃんぽんなどの有名な食材がある地域では、その使用割合も他の地域と比較して高くなる傾向がありました。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/167828/LL_img_167828_1.png

日本全国寄せ鍋マップ



■調査結果の詳細

1. 鍋料理の具材は、東日本で魚介類、西日本で肉類が特に好まれる傾向がありました。



肉・魚介類に特徴が見られた地域

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鍋料理に使用する肉・魚介類で人気のある具材は、鶏肉(73.5%)、豚肉(65.0%)、タラ(56.1%)でした。このうち、タラは関東地方(68.0%)、東北地方(61.7%)、北海道(58.0%)と東日本では具材として使用する割合が高いことがわかりました。一方、鶏肉は九州地方で80.4%(特に福岡県で84.0%)、豚肉は四国地方で76.0%となり、西日本では肉を使用する傾向がありました。

また、北海道はさけ(44.0%)や帆立(32.0%)など、地元でとれる名産品の使用割合が他の地域と比べて高くなっています。特に、帆立は東日本での使用割合が28.2%である一方で、西日本では19.3%にとどまり、タラと同じく東日本で多く使用していることがわかります。

鍋料理に肉・魚介類を入れる割合は全国的に高いものの、肉と魚介類の使用割合では東日本は魚介類が、西日本は肉類が多いという地域差が見られました。





2. 鍋つゆでは、地域の郷土料理に使用されるあごだしやみそなどと同じだし・味付けの人気が高い傾向が見られました。



鍋つゆのだし・味付けに特徴が見られた地域

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九州地方北部の郷土料理に使用されているあごだしの使用割合は、九州地方では29.9%と高く、全国平均の10.4%と比較して、大きな差がありました。あごだしは東にいくにつれ使用割合が減り、北海道の使用割合は0%となりました。九州地方の際立った使用割合の高さは、もともと郷土料理で使用されていたという地域性が強く出た結果といえます。

このほか、近畿地方ではうどんだしが17.4%と高い使用割合となっており、全国平均の8.9%と比較して大きな差が見られました。

また、みそは東日本の使用割合が25.3%でしたが、西日本では14.4%という結果になり、東日本と西日本で使用割合に大きな差が出ています。特に、北海道(26.0%)、東北地方(28.6%)、中部地方(26.3%)での使用割合が高いことがわかりました。この理由として、東日本では、北海道の「石狩鍋」、岩手県の「どんこ汁」、山形県の「芋煮鍋」、山梨県の「ほうとう」など、地域で親しまれる郷土料理にみそを使うものが多いことが影響していると考えられます。



3. ポン酢は全国的に人気があり、特に九州地方で好まれていることがわかりました。



つけだれ、調味料に特徴が見られた地域

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つけだれや調味料は、全国で圧倒的にポン酢の人気が高いことがわかりました。地域別に見ると、九州地方は66.3%で、全国平均56.2%に対し使用割合が高い傾向にありました。一方、北海道では42.0%、東北地方では43.1%と全国平均を大きく下回る結果になりました。

また、九州地方では柚子胡椒の使用割合が20.7%と全国平均13.4%に比べ高く、一方で七味の使用割合が全国平均12.6%を大きく下回る5.7%という結果になりました。柚子胡椒は九州地方が発祥といわれており、実際に支持されていることが伺えました。





4. 鍋料理のシメは、讃岐うどんやちゃんぽんなどの有名な食材がある地域では、その使用割合も他の地域と比較して高くなる傾向がありました。



シメに特徴が見られた地域

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シメの食材における使用割合の全国平均は、うどん(39.0%)、米(29.5%)が高い割合を占めるという結果になりました。うどん、米以外のシメの食材9種における使用割合の全国平均がそれぞれ2.0%以下であることに対し、うどん、米は非常によく使われているシメの食材といえます。

特にうどんは、徳島県・香川県での使用割合が52.0%、愛媛県が48.0%という結果が出ており、「讃岐うどん」で知られる香川県とその周辺の地域で人気が高いことがよくわかります。

なお、うどん、米の次に人気があったのはラーメンで、使用割合の全国平均が6.5%のところ、北海道では18.0%でした。

さらに、「長崎ちゃんぽん」が有名な長崎県のちゃんぽん麺の使用割合は、全国平均2.2%に対して28.0%と非常に大きく、地域の食材としてちゃんぽん麺が広く親しまれていることが伺えました。



※本アンケート調査では北海道、東北地方、関東地方、中部地方を「東日本」、近畿地方、中国地方、四国地方、九州地方を「西日本」としています。





■調査概要

実施期間: 2018年8月15日~2018年8月16日

手法 : インターネット調査

実施主体: 株式会社さとふる

実施機関: 株式会社エコンテ

調査名 : 生活に関するアンケート

調査対象: 全国の20~69歳の男女2,350人(各都道府県50人)※

※本アンケート調査では、日本の人口構成比(居住地)に合わせて、ウエイトバック集計を行っています。





■会社概要

商号 : 株式会社さとふる

代表者 : 代表取締役社長 藤井 宏明

本社所在地: 〒104-0031

東京都中央区京橋二丁目2-1 京橋エドグラン13階

設立年月日: 2014年7月1日

資本金 : 300百万円

事業内容 : ふるさと納税ポータルサイトの企画・運営

自治体業務の代行

地域活性化事業の企画・運営

株主 : SBプレイヤーズ株式会社 100%

URL : https://www.satofull.jp/





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情報提供元: @Press