ゴール後(北田雄夫)


レースシーン


レースコース風景

2017年11月5日~9日の5日間にわたりモザンビークにて開催されたアドベンチャーマラソン『Ultra Africa Race』に、近畿大学AC(アスリートクラブ)の北田雄夫(33)が3位でゴールし、『日本人初の世界7大陸アドベンチャーマラソン走破』を達成しました。

北田はこれまでに6大陸の大会を完走してきましたが、このアフリカ大会を完走したことで「世界7大陸走破」となりました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/143176/LL_img_143176_1.jpg

ゴール後(北田雄夫)



●北田雄夫コメント

ここまでの道のりは長かったです。砂漠、荒野、山岳、南極、そのどれもが極端で、計画も準備も大変でした。レース中は熱中症になるし、凍傷にもなるし、高山病にもなる。もちろん毎回肉体も精神もボロボロになりました。でもゴールした後には、その苦しさを超える大きな喜びがありました。他の道では決して出会うことのない、世界の絶景、世界のランナーとの出会いもありました。この4年間チャレンジをしてきて、本当に良かったです。自分の目指す目標に向かって、人生を賭けて挑戦できていることが何より幸せです。今まで応援してきてくださったみなさま、本当にありがとうございます。





●『アドベンチャーマラソン』とは

地球の果てを走る、世界で最も過酷なマラソン。厳しい自然環境(砂漠、南極、ジャングルなど)の中、レース中に必要となる食料、衣料、寝袋、サバイバル道具など、水以外のすべてを背負いながら200km以上を走る。10~20キロごとのチェックポイントをたどりゴールを目指し、合計タイムで順位を競う。またレースによっては、「気温‐50~50℃」「高度5,000m以上」「砂漠・氷河・山・川・沼・洞窟」「獣や虫の危険」などを乗り越える必要があるため、体力以外にも精神力、順応力、判断力、生命力が求められるレースでもある。





●『Ultra Africa Race』大会概要

名称 : Ultra Africa Race

開催日: 2017年11月5日~9日(5日間、現地時間)

場所 : モザンビーク(サバンナ地帯)

距離 : 216km(5ステージ計)

参加者: 18名(日本人初挑戦)

ルール: Self-Supported(レース中に必要となる食料、寝袋、サバイバル道具

などのすべてを背負いながら、自らの力だけでレースを行う)。

ステージ毎のタイムを計測し、全ステージの合計タイムで順位を決める。

URL : http://www.canal-aventure.com/en/ultra-africa-race





●レース結果

順位 :3位

記録 :26時間08分45秒





●北田雄夫 プロフィール

1984年生まれ、大阪府堺市出身。中学から走ることを始め、近畿大学時代に日本選手権3位(4×400mリレー)。その後国内外でレース経験を積み、2015年に日本人として初めてThe Track(オーストラリア10日間521km)に挑戦し10位。Fire+Ice(アイスランド6日間250km)では3位入賞。2017年、日本人初の世界七大陸アドベンチャーマラソン走破を達成。

また講演、執筆、レース映像の配信などを通じて、世界の果てで学んだ経験を伝える活動も行う。



ホームページ: http://takaokitada.net/

Facebook : https://www.facebook.com/takao.kitada.5



・競技実績

2014年 6月 Gobi March(中国 250km)【51位】

2014年10月 Atacama Crossing(チリ 250km)【64位】

2015年 5月 The Track(オーストラリア 521km)【10位/日本人初挑戦】

2015年 8月 Fire+Ice(アイスランド 250km)【3位/日本人初挑戦】

2016年 9月 Grand to Grand Ultra(アメリカ 273km)【8位】

2016年11月 The Last Desert(南極 250km)【2位/チーム戦】

2017年 2月 Ice Ultra(スウェーデン 230km)【3位/日本人初挑戦】

2017年11月 Ultra Africa Race (モザンビーク 216km)【3位/日本人初挑戦】

情報提供元: @Press