GCPとのハイブリッドクラウド

クラウディアン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:太田 洋)は、SDS(ソフトウェア デファインド ストレージ)製品「CLOUDIAN HyperStore」の自動階層化先に、Googleが提供するクラウドサービス「 Google Cloud Platform (TM)(以下、 GCP (TM))」が加わり、オンプレミス設置のCLOUDIAN HyperStoreストレージと GCP のクラウドストレージサービスを連携させるハイブリッドクラウドとして活用できますのでお知らせします。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/129179/LL_img_129179_1.jpg

GCPとのハイブリッドクラウド





CLOUDIAN HyperStoreの自動階層化機能は、オプション料等不要の標準装備であり、期間等のポリシーに基づき、ファイルを格納するバケット単位で GCP のクラウドストレージサービスにファイルを転送できるものです。これは、主に次のような目的に利用できます。



・読み出し性能向上

利用頻度の多いデータはオンプレミスから読み出し、頻度の少ないファイルは GCP に保存



・ファイルのアーカイブ

長期保存ファイルを GCP に転送し、安全かつ経済的にアーカイブ



・ストレージの格納容量の拡張

オンプレミスと GCP のストレージを共通の名前空間で統合管理し全体格納容量を拡張



・データの分散保管

オンプレミスに保存するデータを GCP に転送し、クラウドのアプリケーションを活用



従来、オンプレミスのストレージとクラウドのストレージサービスは、アプリケーション、運用、管理もそれぞれで異なるというサイロ状態になりがちです。「CLOUDIAN HyperStore」を使うことで、お客様は、共通のアプリケーションを使い、同じ操作環境でありながら、データの種類と目的に応じてオンプレミスのストレージとクラウドのストレージサービスを使い分けることができます。

また、災害復旧(DR)や事業継続(BC)に対する信頼性を高めるため、クラウドをオンプレミスのバックアップやアーカイブ先に使うといったハイブリッドクラウドをシンプルに構築し、運用できます。

特に、 GCP に転送されたファイルの情報を記録したメタデータはオンプレミスのCLOUDIAN HyperStoreストレージに保管されるため、クラウド側にあるファイルの読み出しも迅速に行うことができます。



クラウディアンの代表取締役の太田 洋は、今回の発表について次のように語っています。

「このたび、CLOUDIAN HyperStoreの自動階層化機能のデータ保存先に GCP のクラウドストレージサービスが加わることになりました。これにより、お客様は、複数のクラウドストレージサービスをデータの保存先にバケット単位で選択できるため、ハイブリッドクラウドに加え、マルチクラウドも同時に実現できるようになります。」



なお、クラウディアンは、2017年6月14日(水)~15日(木)、東京・ザ・プリンスパークタワー東京で開催されるGoogle Cloud Next 2017にブース出展し、CLOUDIAN HyperStoreと GCP のハイブリッドクラウドについてご紹介します。





■「CLOUDIAN HyperStore」の概要

「CLOUDIAN HyperStore」は、ソフトウェアデファインドのオブジェクトストレージ製品です。汎用サーバーをハードウェアに使い、3台からスモールスタートし、数ペタバイト超級にまでスケールアウトできる高い拡張性を有します。複数サーバー間、さらには複数データセンター間でも、自動複製・分散配置により堅牢にデータ保護します。日本のNTTグループをはじめ、世界の大手クラウドサービスとエンタープライズITのオンプレミス・ストレージとして採用されています。



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情報提供元: @Press