ボーイングB747 1


ボーイングB747 2

KLMオランダ航空は、2016年9月3日(土)に日本路線でのボーイングB747最終フライトを運航します。ジャンボの名称で親しまれたボーイングB747は、1971年2月にKLMオランダ航空の保有機材となりました。日本路線での初就航は1971年10月31日、南回りのアムステルダム ― 東京(羽田)路線で、ヨーロッパの航空会社では最も早い就航でした。飛行時間は23時間35分を記録しています。



1987年4月3日にはボーイングB747によるアムステルダム ― 東京(成田)ノンストップ便が就航し、今日に至っています。最終フライトでは、29年前にノンストップ便の日本発初便に乗務した航空機関士が、今回は機長として記念すべき任務にあたることになりました。フライト当日にはB747最終フライトに搭乗するお客様に記念品が配布されます。



現在KLMオランダ航空では23機のボーイングB747-400を保有しており、内訳は

席数408席の旅客専用機材が7機、旅客、貨物半々のコンビが13機、貨物専用機が3機です。2016年9月3日(土)の日本路線最終フライトで運航を予定している機材はB747-400コンビ、席数は268席(ビジネス35席、エコノミー233席)、貨物重量は35トンです。





KLMオランダ航空では保有機材の最新化とグレードアップした機内のリニューアルに取り組んでおり、今後日本路線ではフルフラットのワールドビジネスクラスを含む最新の客室を装備した、ボーイングB777-200、B777-300、及びB787-9が運航されます。

アムステルダム発のボーイングB747による最終便、KL861便は2016年9月2日(金)、アムステルダムを14時40分に出発し、9月3日(土)の8時40分成田空港に到着予定です。(*)

* 機材は変更になる可能性がございます。





■KLMオランダ航空について

KLMオランダ航空は夏スケジュールで日本とアムステルダムを週最大15便で結びます。成田からは週最大8便、関空から週7便です。

現在機材の内装を段階的にリニューアルしており、最新の客室でワールドビジネスクラスはフルフラットシート、エコノミークラスでも足元がより広くなりました。機内エンターテインメントシステムも最新式です。2016年末にはおよそ80%の機材がリニューアルされる予定です。
情報提供元: @Press