17日午後11時14分ごろ、愛媛、高知両県で震度6弱を観測する地震が発生した。震源の豊後水道の辺りでは、深さ約30キロで陸側のユーラシアプレートの下に海側のフィリピン海プレートが沈み込んでいる。

 山岡耕春・名古屋大名誉教授(地震学)も「震源の深さから見て、フィリピン海プレート内部で起きた地震とみられる」と指摘する。その上で「この場所の地震としてはかなり大きい規模の地震と言える。南海トラフへの影響はないとは言い切れないが、無視できる程度の規模の地震だろう」と分析した。【大野友嘉子、鳥井真平、垂水友里香】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 「フィリピン海プレート内部での地震か」地震学者 愛媛、高知で地震