札幌市営地下鉄は、東西線5駅の「副駅名称」(命名権)の販売を始めた。乗車料収入以外の財源確保が狙いで、今後は効果を検証して対象駅の拡大も検討する。応募締め切りは今月31日で、6月から表示する予定。

 募集しているのは東西線二十四軒、円山公園、菊水、南郷13丁目、大谷地の5駅。駅から1キロ以内にランドマーク的な施設があり、2本の線路をホームが挟む「相対式」と言われるホームの駅を選択した。売却額は乗降客数に応じて年間100万~180万円。駅ホームの駅名標に副駅名称として表示する。

 札幌市は、路面電車(市電)停留場名の副名称も販売。8停留場で売却先が決まり、4月1日から1年間、停留場名の下部に表示する。【高山純二】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 札幌市営地下鉄、東西線5駅の命名権販売 財源確保が狙い