女児にわいせつな行為をしたとして強制わいせつ罪に問われ、千葉地裁で公判中の成田市議、星野慎太郎被告(56)が20日、毎日新聞の取材に応じ、「1審判決が出るまで議員活動をしていく」と述べた。22日開会の3月定例議会に出席する意向で「議案を審議する」としている。

 市議会は2023年6月、星野氏に対する辞職勧告決議を賛成多数で可決。その後、議員が刑事事件で逮捕、勾留された場合にその間の議員報酬と期末手当の支給を一時差し止める条例を制定した。星野氏に対する報酬は同7月から差し止めていたが、2月5日に保釈されたことから、支給を再開した。

 公判で星野氏は起訴内容を否認し、無罪を主張している。【中村宰和】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 成田市議の被告、議員活動継続の意向 強制わいせつ罪で公判中