長崎県は16日、2度にわたって面識のない女性にひわいな発言をしたとして農林部の課長級の男性職員(58)を停職4カ月の懲戒処分、課長補佐級に降任する分限処分をした。職員は16日、依願退職した。

 県人事課によると、職員は2023年8月17日正午ごろ、大村市のゲームセンターで女性に近づき「下半身を見てほしい」と話しかけた。県警は24年1月23日、県迷惑行為等防止条例違反容疑で書類送検した。

 同18日夜にも、長崎市の公園で2人連れの女性に同様の発言をし、県警から取り調べを受けた。職員はいずれも「仕事上のストレスがたまっていた」と話したという。【松尾雅也】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 ひわいな発言で県職員を懲戒処分 女性との面識はなし 長崎