能登半島地震が発生して3週間となった22日、気象庁は引き続き今後1週間程度は最大震度5強程度以上の地震に注意するよう呼び掛けた。今月1日の地震で揺れが強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっているとして、復旧作業に当たる場合は地震活動や降雨・降雪の情報に十分注意することを求めた。

 気象庁によると、1日午後4時~22日正午で震度1以上を観測した地震は1487回。地震の規模を示すマグニチュード3・5以上の地震は緩やかに減少しているものの、22日午前9時までに514回となり、2004年の新潟県中越地震や16年の熊本地震の2倍前後となっている。

 また、海底で大きな地震が発生した場合は津波が観測される可能性があり、注意する必要があるとしている。【安藤いく子】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 気象庁、最大震度5強以上の地震注意呼びかけ 今後1週間程度