14日午前0時22分ごろ、鹿児島県トカラ列島の諏訪之瀬島(十島村)の御岳火口で噴火が発生した。気象庁によると、大きな噴石は火口中心から弾道を描いて1キロ以上に達した、としている。同庁は噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げ、火口からおおむね2キロの範囲で大きな噴石に警戒するよう呼び掛けている。

 村役場と、村に駐在所を置く鹿児島中央署によると、午前1時20分時点で噴火による被害の情報は入っていない。火口から住民が暮らす地域までは4キロほど離れているという。【栗栖由喜】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 気象庁、諏訪之瀬島の噴火警戒レベル3に引き上げ 被害情報なし