石川県能登地方を震源とする地震で、震度6強を観測した同県輪島市でペンションを経営する女性(75)は地震直後、夫とともに車で移動し、近くの道の駅に避難した。道中では道路が地割れしており、多くの段差ができていたという。現在は車中で待機しているという女性は「電柱も倒れていて町の中は真っ暗だ。本当に怖い」と話した。

 ペンションと自宅を兼ねる建物の食堂でテレビを見ていたところ、強い揺れが襲った。女性は夫とともにカウンターの下に逃れた。揺れが収まった室内ではテレビが倒れ、棚から食器が飛び出ていたという。女性は「友人と連絡が取れず心配している」と話した。【郡悠介】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 道路は地割れ、電柱倒れ真っ暗 輪島の女性「友人と連絡取れない」