1990年代のビジュアル系バンドブームを代表するロックバンド「BUCK―TICK(バクチク)」のボーカル、桜井敦司さんの死去を受け、群馬県の山本一太知事は24日、「県を代表するミュージシャンだった。訃報に大変ショックを受けている」と悼むコメントを発表した。桜井さんは同県藤岡市出身で、19日のコンサート中に体調不良で救急搬送され、息を引き取った。

 高崎市出身のギタリスト、布袋寅泰さんも24日、自身のX(ツイッター)を更新し、「もう会えないなんて嘘(うそ)だろ?」と書き込んだ。「鋭い眼差(まなざ)しと深い声。気品に溢(あふ)れた所作とシャイな笑顔」と振り返り、「いつか宙でまた会おう。最高にカッコ良かったよ」とも呼びかけた。【田所柳子】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 群馬県知事「大変ショック」 BUCK-TICK桜井敦司さん死去