巨大カボチャの重さを競う「県ジャンボかぼちゃ大会」が10日、千葉県鴨川市宮山の総合交流施設「里のMUJIみんなみの里」であった。優勝は野田市の測量会社経営、西山寛さん(73)が育てた579キロで、従来の日本記録を17・4キロ上回った。

 今年は高温、少雨の影響で、栽培者にとっては厳しかったが、500キロ台登場は久々だったため、大会は盛り上がった。2位に163キロの大差をつけての1位だった西山さんは「せいぜい450キロぐらいだと思っていたので、計量で500キロを超えたときは驚いた」と話した。

 西山さんのカボチャは、17日に香川県・小豆島で開かれる「第37回日本一どでカボチャ大会」に出品されるが、全国優勝と日本新記録の期待が高まっている。

 また、県ジャンボかぼちゃ大会と同時開催された「県長ヒョウタン競技会」は、鴨川市の上野貢司さん(62)が出品した270・3センチが1位となった。上野さんはジャンボカボチャの日本記録保持者でもある。【岩崎信道】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 測量会社経営の生産者も「驚いた」 ジャンボカボチャ優勝の重さは…