沖縄県・宮古島周辺で発生した陸上自衛隊のヘリコプター事故で、陸自は8日、今月1日に死亡が確認された1人の身元について、第8師団第8飛行隊の宮本敬士2等陸曹(34)と確認されたと発表した。今回の事故で身元が確認されたのは6人目。

 陸自によると、1日に現場海域の海底から引き揚げられ、8日にDNA型鑑定で身元が確認された。陸自はこれまで、事故当時に第8師団長だった坂本雄一陸将(55)ら5人の死亡と身元を公表。ヘリには10人が乗っており、国立研究開発法人・海洋研究開発機構の支援も受けながら残る4人の捜索を続けている。

 第8飛行隊は熊本県益城町の高遊原分屯地を拠点に活動している。【松浦吉剛】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 陸上自衛隊ヘリ事故、6人目の身元判明 残る4人の捜索継続