沖縄県の宮古島周辺で陸上自衛隊員10人が乗ったヘリコプターが消息を絶った事故で、自衛隊は18日午前、深い海の高い水圧にも耐えられる特殊技術「飽和潜水」による作業を始めた。

 捜索活動が実施されている伊良部島の北側約6キロの海域では、16日に隊員とみられる5人が見つかった。16日と17日にそれぞれ2人が引き揚げられ、いずれも死亡が確認された。

 自衛隊は残る1人の引き揚げを急いでいる。【内橋寿明、秋丸生帆】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 飽和潜水での捜索再開 発見の残り1人、引き揚げ急ぐ 陸自ヘリ不明