【ラスベガス時事】訪米中の西村康稔経済産業相は7日、ネバダ州ラスベガスで開催されている米家電IT見本市「CES」を訪れ、日本やフランス、イスラエルの新興企業を視察した。経産相は終了後、報道陣の取材に「5年間でユニコーン(企業価値10億ドル=約1320億円=以上の未上場企業)を100社つくるという目標に向け、補正予算を確保した。しっかり応援したい」と語った。  日本ブースでは「空飛ぶ車」の開発を手掛ける企業などを見学。フランスやイスラエルの展示エリアでは、インターネット上の仮想空間「メタバース」の開発に取り組む企業などを回った。  経産相は「スタートアップこそが世界を変えていくという熱気を感じた」と強調。支援加速に向け、ベンチャー投資で知られる米ファンド、アンドリーセン・ホロウィッツから知見の共有などの協力を取り付けたことを明らかにした。 【時事通信社】 〔写真説明〕米家電IT見本市「CES」に出展した日本企業を視察する西村康稔経産相=7日、米ネバダ州ラスベガス
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 西村経産相、米CES視察=スタートアップ支援加速