【パリ時事】フランシスコ・ローマ教皇は28日の一般謁見(えっけん)で、前教皇のベネディクト16世(95)が「重病」だと明らかにし、「皆に特別な祈りをお願いしたい」と呼び掛けた。AFP通信が報じた。  ベネディクト16世はドイツ南東部バイエルン州マルクトル生まれ。カトリックの伝統的な価値観を重視し、避妊や中絶、同性愛を否定した。2013年2月、体力の衰えを理由に、存命中の教皇としては約600年ぶりに自ら退位した。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 前ローマ教皇が重病