【ロンドン時事】デンマークからの報道によると、11月1日に行われた国会(一院制、定数179)選挙を受け、フレデリクセン首相率いる第1党の社会民主党と第2党の自由党、第3党の穏健党による大連立内閣が15日、発足した。フレデリクセン氏が引き続き首相を務める。社民党と自由党は長年のライバルで、両党が連立を組むのは1978~79年以来、約43年ぶり。  デンマークではこれまで、社民党が主導する中道左派陣営か、自由党などの中道右派陣営が政権を担ってきた。11月の総選挙では、中道左派陣営が過半数を制したが、フレデリクセン首相は国際情勢が不透明な時代には幅広い政府が必要として、従来の枠組みを超えた連立を目指し交渉していた。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 デンマークで43年ぶり大連立内閣=フレデリクセン首相続投