北海道小樽市の小学校で8月、スクールバスを運転中に急ブレーキを繰り返し、乗っていた児童にけがをさせたとして、道警小樽署は12日、傷害容疑で元バス運転手の男性(72)=同市=を書類送検した。「車内で騒いでいる児童にいら立った」と容疑を認めているという。  送検容疑は8月26日、小学校敷地内の下り坂で、児童計25人が乗るスクールバスのブレーキを緩めたり、急に踏んだりしてバスを揺らし、女児(7)に首を捻挫するけがをさせた疑い。  市教育委員会によると、男性はバス内で児童を注意する際、バインダーで頭や足をたたくなどしていたという。市は8日付で男性を懲戒免職にした。  複数の保護者から「子どもが乗っていたバスで急ブレーキを繰り返され、前のシートにぶつかりけがをした」と連絡があり、発覚。道警が捜査していた。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 急ブレーキ繰り返し、児童けが=元バス運転手、容疑で書類送検―北海道警