【ベルリン時事】ドイツのショルツ首相は16日、ポーランドにミサイルが着弾した問題を巡り、「拙速な結論」は回避すべきだとして、慎重な調査を促した。20カ国・地域首脳会議(G20サミット)出席のため訪れているインドネシア・バリ島で記者団に語った。  ショルツ氏は「このような重大な事態では、慎重な調査を行う前に拙速な結論を出すべきではない」と強調した。ただ、ロシアに対してはG20サミット開催中もウクライナのインフラへの攻撃を続けているとして、強く非難した。  ショルツ氏は、着弾を受けてポーランドのドゥダ大統領と電話で会談。死亡した市民への哀悼の意を伝えた。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 「拙速な結論」回避を=独首相、ポーランド着弾で