兵庫県警が事件受理番号の交付簿など、保存期間内の公文書ファイル87冊を誤廃棄していたことが2日、県警への取材で分かった。捜査書類は含まれておらず、ほとんどの文書が電子化されており、業務に支障はないという。  県警総務課によると、誤廃棄は県警本部の3部署と12の署で見つかり、事件管理関係の40冊、留置施設関係の20冊、行方不明者届管理関係の8冊など。昨年、廃棄したと同課に報告があった。うち30冊は22年までに保存期間が切れたが、中には保存期間が2031年のものもあったという。   同課は「データとして残っていないものもあるが、業務は他のシステムで補完できている」としている。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 公文書ファイル87冊を誤廃棄=「業務に支障なし」―兵庫県警