【北京時事】中国共産党の習近平総書記(国家主席)は27日、今週発足した新たな最高指導部のメンバーと共に、陝西省延安の革命聖地を訪れた。国営新華社通信が伝えた。延安は、文化大革命の下放に伴い習氏が15歳から約7年間を過ごした地。3期目政権で初めての訪問先に同地を選び、自身の政治の原点や共産党の革命精神に立ち返る姿勢を示した。  新華社によれば、習氏らは第7回党大会の跡地や建国の父・毛沢東の旧宅、延安革命記念館を視察した。習氏が掲げる「中華民族の偉大な復興」に向け、党の結束を促す狙いがあるとみられる。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 中国新指導部、革命聖地を訪問=共産党の原点確認