【ニューヨーク時事】国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議の履行状況を調べる専門家パネルは8日までに、中間報告書を公表した。北朝鮮が2018年に爆破した豊渓里核実験場での再建活動が確認され、「(7回目となる)追加の核実験に向け道を開いた」状態にあると明記した。  報告書は1月末~7月末の動きをまとめた。北朝鮮の核開発について、北東部にある豊渓里核実験場では坑道の復旧作業が進んでおり、日時や場所は特定できなかったものの、起爆装置の作動試験も行われたと指摘。6月初めには核実験に向けた準備が「最終段階にある」との加盟国の評価を引用した。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 北朝鮮「核実験に道開いた」=国連パネル中間報告書