【カイロ時事】サウジアラビアのサルマン国王は27日、閣僚評議会(内閣)の改造に関する国王令を発表し、息子のムハンマド皇太子を首相に指名した。サウジ国営通信が報じた。同国の法律で首相は国王が兼務するとされているが、例外措置を取り、規定路線とされる皇太子への権力委譲が、一層進んだ。  皇太子が兼務していた国防相には、皇太子の弟のハリド国防副大臣が昇格。閣議の議長は引き続き国王が務める。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 サウジ国王、皇太子を首相に指名=例外措置で権力委譲前進