北海道・知床半島沖で観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没した事故で、第1管区海上保安本部(小樽市)は6日、半島先端付近で見つかった頭蓋骨について、行方不明者とDNA型が一致したと明らかにした。乗客乗員26人のうち、死亡が確認されたのはこれで15人となった。  頭蓋骨は8月14日に半島先端付近を捜索していたボランティアが発見。周辺では女性用の衣類や靴も見つかった。道警でDNA型鑑定を行い、海保には2日に連絡が入った。家族の意向で名前や性別は公表しない。  事故は4月23日に発生。海保などは残る行方不明者11人の捜索を続けている。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 頭蓋骨、乗船者とDNA一致=死亡確認15人に―知床沈没事故