【プノンペン時事】東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国カンボジアのクン・ポアク外務次官は2日の記者会見で、ペロシ米下院議長の台湾訪問に関連して、「台湾海峡をめぐる緊張の高まりを懸念している」と語った。  次官は「カンボジアは一貫して『一つの中国』原則を尊重している」と強調。一方で「世界が幾つもの危機に直面する中、(台湾海峡の緊張は)見たくない」と述べ、米中に平和的かつ建設的な対話を通じた緊張緩和を求めた。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 台湾海峡の緊張懸念=米議長訪問でカンボジア