埼玉県ふじみ野市の民家で1月、住人の男が猟銃を発砲して立てこもり、男性医師が殺害された事件で、さいたま地検は1日、医師に対する殺人罪などで無職渡辺宏容疑者(66)を起訴した。  地検は3~6月に渡辺容疑者を鑑定留置。鑑定結果などを踏まえ、刑事責任能力があると判断した。認否は明らかにしていない。   起訴状などによると、渡辺容疑者は1月27日、自宅に呼び出した医師の鈴木純一さん=当時(44)=らを殺害しようと散弾銃を発砲。胸を撃たれた鈴木さんを即死させ、腹を撃たれた理学療法士の男性に重傷を負わせるなどしたとされる。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 埼玉立てこもり、男を起訴=医師への殺人罪など―さいたま地検