徳島県鳴門市の本家松浦酒造場は、市内に生息するコウノトリのペア「あさひ」と「ゆうひ」にちなんだ日本酒「朝と夕」を造った。  ペアが子育てをする巣の近くで栽培した米を使用。餌となる田んぼの生き物を増やすため、農薬や化学肥料の使用を抑えた。  「朝と夕」は4400本造られ、15日に徳島県内の物産店や産直市などに出荷された。インターネットでの購入も可能。1本の売り上げにつき200円が、市内でコウノトリの保全に取り組むNPO法人「とくしまコウノトリ基金」に寄付される。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 コウノトリにちなんだ日本酒、お披露目=徳島県鳴門市〔地域〕