【ワシントン時事】米司法省は６日、米国の対ロシア制裁に違反した罪などで、ロシアのプーチン政権に近いとされる新興財閥（オリガルヒ）のコンスタンチン・マロフェーエフ被告（４７）を連邦大陪審が起訴したと発表した。ロシアによるウクライナ侵攻後、米当局によるオリガルヒ訴追は初めてという。 　マロフェーエフ被告は２０１４年にロシアによるウクライナ南部クリミア併合を支援したとして制裁対象となった。その後、ブルガリアのテレビ局を買収するために米銀行を通じて不正に１０００万ドル（約１２億円）を移転するなどし、制裁に違反した。　【時事通信社】
情報提供元： 時事通信社
記事名：「 米、ロシア新興財閥を訴追＝制裁違反で、ウクライナ侵攻後初 」