【カイロ時事】イエメン内戦に軍事介入しているサウジアラビア主導の連合軍は29日、イエメンでの戦闘行為を30日朝から一時的に停止すると表明した。4月初旬に始まるイスラム教のラマダン(断食月)を控え、「ラマダン期間中の協議の成功と前向きな環境醸成が目的」と強調した。  サウジ国営通信によると、一時停戦は湾岸協力会議(GCC)の要請を受けた措置。ロイター通信によれば、GCCや国連はイエメンで深刻化する人道危機の緩和のため、サウジ側に休戦を求めるとともに、親イラン武装組織フーシ派の支配地域への燃料船寄港を認めるよう訴えていた。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 イエメン一時停戦を表明=イスラム教断食月控え―サウジ