アニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオ(京都市伏見区)の放火殺人事件で、殺人や現住建造物等放火などの罪で起訴された青葉真司被告(43)について、2度目の鑑定留置が終了したことが18日、関係者への取材で分かった。  京都地検は2020年6月から半年間、鑑定留置を実施。刑事責任能力はあったと判断し、同12月に起訴した。その後、弁護側の請求に基づき、京都地裁が再度の鑑定を認める決定をした。  起訴状によると、青葉被告は19年7月18日午前10時半ごろ、京アニ第1スタジオでガソリンをまいて放火し、36人を死亡させたほか、32人に重軽傷を負わせるなどしたとされる。  青葉被告の刑事責任能力などが争点になる見込みだが、公判開始のめどは立っていない。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 青葉被告、2度目の鑑定終了=京アニ放火事件―京都地裁