男子の楢崎智は予選最下位という悔しい結果に終わった。2課題のうち、一つ目は序盤で手を滑らせて落下。二つ目は安全を確保するロープを順番通り金具にかけず競技が終了し、「練習でもやったことがない。本当に残念でしかない」。  9月のアジア大会(中国・杭州)複合の代表選考を兼ねた今大会。前週のボルダリングに続くジャパンカップ2冠はならなかった。「リードでぎりぎりの戦いを経験して、次のパリ五輪に生かそうと考えていた。もう一度トレーニングから考えないといけない」と渋い表情だった。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 楢崎智、悔しい最下位=スポーツクライミング