【中日】２年ぶりの開幕投手を狙う大野雄が順調に調整している。キャンプ３度目のブルペンで、「完投する球数」と最多の１３４球。捕手のサインを見ながら終盤は本拠地での九回を想定して投げ、「いい球をいい緊張感で投げられた」と汗をぬぐった。 昨春のキャンプは体調を考慮しながらのスロー調整だったが、今年は自主トレーニングの段階から３月末の開幕を見据える。球を受けた木下は、「直球に切れを感じた。２月１日からずっと状態が良く、仕上がりがとても早い」と話した。 （北谷） 【時事通信社】 〔写真説明〕ブルペンで投球練習をする中日の大野雄＝１０日、沖縄県北谷町