国際スキー連盟の規則では、ノルディックスキー・ジャンプのスーツは選手の体のサイズに対して男子はプラス1~3センチ、女子はプラス2~4センチとフィットしていなくてはならない。生地の厚さは4~6ミリ、通気性についても細かく規定されている。  実際には、遠征中に選手の体形が変わってしまうことがあり、もも回りや股下などの部分に余裕があり過ぎて違反となるケースが多い。スーツで最大限の風が受けられ、かつ違反にならないように、チームに同行するメーカーの担当者らがミシンを使って頻繁に調整している。(時事)【時事通信社】
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記事名:「 スーツの規定違反とは〔五輪・スキージャンプ〕