雷電為右衛門(らいでん・ためえもん) 江戸時代に、現役の21年間で254勝10敗(引き分けなどを除く)、勝率9割6分2厘という成績を残した伝説的な大関。現在の長野県東御市に生まれ、幼少時より怪力で知られた。  197センチ、169キロの巨体で無類の強さを誇り、対戦相手がけがをする恐れもあることから、「張り手」や両腕をきめる「かんぬき」などを禁じられたと伝えられる。松江藩に召し抱えられ、当時は最高位の大関を1795年から1811年まで務めた。(了)【時事通信社】
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記事名:「 怪力自慢の大関雷電=大相撲