【パリ時事】フランスの国民議会(下院)は20日、中国による新疆ウイグル自治区での人権抑圧を「ジェノサイド(集団虐殺)」と認定し、非難する決議案を賛成多数で可決した。北京冬季五輪の開幕を控え、人権分野での強硬姿勢を示した。  決議は「ウイグル族に対する中国当局による暴力が人道に対する罪およびジェノサイドに当たると公式に認め、仏政府もこの立場を正式に採用するよう求める」と明記した。仏政府への法的拘束力はない。 【時事通信社】
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記事名:「 ウイグル「虐殺」非難=仏下院、対中決議採択